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 アルコール依存症は少しずつ進行します、身体症状が出てくると、お酒の飲み方が変わってきます、そしてアルコールの離脱症状を避けるために、いつも決まった時間になると決まった量のお酒を飲まないと気が済まなくなるわけ。だんだんと頭からお酒の事が離れなくなってこびり付いてしまいます。連続飲酒発作と呼ぶのだけれど、これくらいの飲酒習慣の人は世の中にたくさんいますから。その人達がグレーゾーンの酒のみで、人口の0.7%が明らかなアルコール依存症だといわれています、約200万人ね。
 勤めをしている人など、休日は朝からお酒を飲んでいるという人も多いのではないかしら。連続飲酒発作は、徐々にエスカレートしていき何も食べず着替えや入浴もせず、ひたすら酒を飲み続けるようになります。
 しばらくしたら体がお酒を受け付けない状態になる。しばらく断酒の状態が続いて、アルコール離脱症状に苦しんだ後、再び連続飲酒発作に陥るような状態を山形飲酒サイクルといいます。さすがにこの状態になると、社会生活に大きな影響が出てきてしまうし、身体にも厳しい状態になります。
 仕事をしているから、さすがにここまではいかないと思っているかもしれないけど、お盆休みのはずが、そのまま会社に行けなくなったって言うことも、結構ある話なんですよ。

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