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 アルコール依存症になる人の大半は、まじめ人間だったり仕事中毒の普通のサラリーマンだったりします、近年は引退した高齢者や若年層、働く女性と多様化しているようですが。昼間、しっかり仕事をして夜になると毎晩飲み屋で飲んでいるんですよね、そこのアナタ(笑)
 そして不眠の為の飲酒、飲酒しないとイライラするなどの症状が出始めてきます。その次に出現するのが、人格のレベル低下、あるいは性格の変化をも来します。例えば年齢相応の行動、周囲の状況に適した行動がとれなくなります。父親らしさ、母親らしさが失われる人もいます。ついには人間らしさが失われてゆくのです
 アルコール依存症は身体だけでなく、心にも様々な障害を引き起こします。長い年月に渡って、酔いの中で生活していると、適切な考えができなくなったり、自分の感情を感じ取れなくなったりします。
 そのような段階を過ぎると、いわゆる精神病症状が出現してきます。連続飲酒のあげくに幻覚、妄想、てんかん発作などがありますが、例えばコルサコフ症候群という病気では、時間や場所の見当がまったく分らない。いわゆるボケが起ってくるのです。そして最後にはアルコール性痴呆といって、完全な痴呆状態となって、社会復帰不可能となってしまうのです。

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