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 アルコールは脳の麻痺をおこす薬物ですから、その日の嫌な出来事を忘れることができますし、つらいことも忘れてしまうという、ある種の精神安定剤の作用をもっています。
 ストレス解消のために毎日毎日大量飲酒を続ると、身体に悪い影響が起ってきます。なかでも怖いのは脳が慢性的に麻痺状態になり思考力、判断力、記憶力などがぐんぐん低下することですね。
 アルコール依存症の患者には脳が萎縮してしまっている人が相当にいるようです、重症になるとコルサコフ症候群という病気になって、アルコールのために痴呆になってしまいます。こんなに重症の人は、病院に入院しても仲々回復せずに、社会復帰もできず一生病院生活を送るという結果なんですねぇ、怖いよね。久里浜入院中に一緒だったコルサコフさんはどうなったかなぁ~、たぶん生きてないだろうと思うな。

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