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 うつ病の特徴として、慢性的な意欲減退などがあげられますが、これを乗り越えようとして酒に走ってしまう場合が多いらしいです。突然目の前に突きつけられた困難な現実に対応しきれず、酒によって一時的に紛わそうとして、更に悪循環に陥ってしまうパターンですね。
 酒を飲むことによって一時的に気分は改善しますが、酔いが覚れば元通りです。そしてまた飲む。この繰り返しで状況はどんどん悪くなっていきます。
 根本的な問題が解決しない限り当人も酒を止められませんので、酒に対する耐性もできてきてアルコール依存症にまっしぐらです、最悪は自殺未遂なんてことに。
 なにかとストレスの多い現代社会では、うつ病は日常茶飯事というか風邪にかかるのと同じように普通のことになっていますよね、だけどウツ病ってちょっと昔はあまり聞かない病気でしたね。だいたいウツって何だろうと思うけれど、本物のウツになった人にしかその気分や気持ち、カラダの辛さとかわからないし。
 僕のたった一人の姪っ子が、ここ10年近くそういう精神の病で苦しんでいるけれど、単なるアルコール依存症の僕には彼女の心の中は理解できないけれど、親である姉の辛さは大変なんだと思います。
 何だか、ウツっぽいという言葉を気軽に使うようだけど。正しい日本語ではないような感じ。

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