アルコール依存症日記 2009久里浜の夏から

久里浜アルコール症センター 東6病棟492期 since2009年9月12日

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kom みっともないので、密かにマンナンライスにして御飯・タンパク質を減らしてなんとか、踏みとどまって入るものの、効果はいまいち。若い頃はいくら食べても、太らなかったんだけれど。やはり年齢とともに基礎代謝が低くなっている、エネルギー効率が悪いということなのかも知れない。食べすぎなんだよな、結局は。でも美味しいもの食べてなんぼの人生。あとは人生の中でバランスの問題だと思う。久里浜病院の病院食はコンニャク米だったんだよね、実は今回は結構マジでやんないとヤバイかな(笑)
 
 ネットで書評を読んだり話題の本を見つけた場合には、アマゾンで買う事が多いのだけれど、基本的にはやはり本は本屋さんで選びたいというか、昔から本屋さんの空気が好きなのだ。最近では、いろんな新しいパターンの本屋さんがあって楽しい、店のポリシーとセンスの差も大きいけれど。

 大江戸神仙伝シリーズ全7巻が終わって、きょうの夜から何読もうかな~。
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karyu NHKドラマ10 「下流の宴」 林真理子原作、黒木瞳主演、原作は読んでいないのだけれど最終回を観た。まぁ、すごく面白かった。 内容と関係ないけど、お父さんが現実逃避でオヤジ専用電車バーに入り浸っている、常連役にエビスさん(笑)

 背広姿の中高年が赤い顔して集まっているオヤジ系飲み屋の効用は、「みんな、いろいろあるんだろうけど、毎日がんばってるんだよなぁ」みたいな、なんというか「サラリーマンの連帯」に浸れることかな。
 自分だけが何かに苦しんでいるわけではない。自分だけが何かを喪失したわけではない。みんな大なり小なりそんな辛さを引きずっている。そんな雰囲気をかもしだしている。

  昭和から平成へ、好況から不況へ、成長から停滞へ、年功序列から疑似実力主義へ、年長が敬われた時代からウザがられる時代に。いろんな変化をくぐり抜け、じっと耐えてきたオヤジたち。日本はこういう人たちが支えてきたんだ。

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 最近ハマっているこの本、抱腹絶倒。著者の妻のやせるための様々な努力や日々の出来事を、どう考えても力関係が下のちょっと情けない夫の「そのまんま」目線で書き綴っていく。この夫のイメージに自分を重ねる読者は多いんだろうな。僕も、もちろんそうだけど(笑)。さらに、この人のある意味どーでもいいことを一所懸命に調査する能力というか、緻密に資料を集め整理して分析する労力を惜しまない姿勢がけなげでオカシイ。この著者の独自の妙に醒めた視線も小気味いいし、ちょっと自虐的な笑いがそこここに鏤められていて、ふふふん、とか うんうん、とか唸りながら読んでしまった。

 まぁ、妻のスケールが大きいのであった、、、。言い換えると、彼女はデブになることで他の欲望を抑えている。デブになったせいで他の楽しみが何も出来ないと自分に言い聞かせている。ある意味、意に添って太っているわけで、デブでいることが欲望の防波堤の役目を果たしており、それが年々厚みを増しているのであった。ダムに喩えるなら、決壊を恐れてダム堤を増設しているようなものである。

yase 「やせれば美人」高橋秀実(新潮文庫)   「目が覚めたらやせていた――」というのが理想、と妻は言った。不可解な女性心理を考察し続けた夫の3年間の記録。抱腹絶倒のダイエット・ノンフィクション。 様々な女性が出てくるのだけれど、やっぱり女性ってわかんね~、これを読んだ大多数の男の感想だろうな(笑)。

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 昨日も今日も東京はもすごい暑さだ。真夏日という言葉通りに真夏。 最近TVでは電気予報がブームで、推測電力使用率がそろそろ90%を上回ってくるとか。もし100%になったら、いわゆるパンクでその途端に復旧の厳しい停電などと脅されている。そのために皆節電している。

 村上春樹を読むのって、ボクにとっては精読したくなるから体力いることなので、ホテルのプールサイドにでも寝ころんでとか、軽井沢の別荘のテラスの木陰で読むのもいいけれど、やはり自分のベッドで寝転んでエアコン自動適温設定に効かせて読むのがベストかもしれない。節電とかいってるけれど、7月はこっそりエアコン入れて、村上春樹再読月間にしようかな、1Q84、とにかく、たくさんのことを考えさせる小説である。書評というか、考えたことをいくつか書いていくことにしたい。

sr 6月は山崎豊子だったし、8月は司馬遼太郎にしようかな、名の花の沖とか翔ぶが如くなんかで、まぁ、読書の時間が至福の時だな(笑)




 はじめて坂本龍馬という人のことを知ったのはたぶん小学生のころで、当時のベストセラー「竜馬が行く」(司馬遼太郎)をオヤジが読んでいたことがきっかけだったと思う。その時に家の本だなにあったのを読んだのだと思う。

 その頃は明治100年!ということでか幕末ブームがあって坂本龍馬暗殺についての謎が話題になっていたけれど。何回目かの今またブームみたいだw、この『文化文政あたりから幕末や明治にかけての時代』は、けっこう好きで考察したんだけど、まだ生きてる(笑) 作家では石川英輔の「大江戸神仙伝」 シリーズが大好きだな、まぁ浅田次郎は別路線でこれまた大ファンだけどね。

2011y05m05d_112347634 そして去年のNHKの大河ドラマや、この間から2009年10月クールに放送された日曜劇場『JIN-仁-』の続編が放送はじまった。ぼく的には去年の福山くんの龍馬より、今TBSの仁でやってる内野聖陽という俳優さんの方が好きだな。

 JINは現代に生きる私たちが忘れかけている「生きる」という意味の本質を視聴者に問いかけ、いつの時代でも懸命に生きる事の大切さ、人が人を想う気持ちの美しさ、そして人の笑顔の輝きを 『大沢たかお・綾瀬はるか』 が演じて良い作品だと思う、時代考証がすこし突飛だけれど、制作側が解かっていてわざとソッチにふっているので、まぁいいか。
原作がコミック漫画なのもタマゲるでしょ(笑)

 ビンラディン暗殺もそうなるんだろうけれど、龍馬暗殺の時の史料が限られているのも不思議だし、意識的に隠したとしか思えない。 幕末ってたった150年前のことなのにあまりにも混沌としているので、幕末オタクの血を騒がせるんだろうな。僕もその面白さが大好きでかってに考察するんだけれど。

 それにしても、混沌の時代なので登場人物のイメージというものがそれぞれ勝手にあって、その正しい人物像というものが判らないのだな。 ご一新で明治の世になって、講談とか小説とか、映画、ドラマとどんどんイメージが広がってしまい、正しい歴史認識っていうものが歪んでしまった感がある。

☆僕のイメージだと勝海舟は、子母沢寛作品NHK1974年大河なんだけれど。
勝麟太郎:渡哲也→松方弘樹、
勝小吉(海舟の父):尾上松緑、
坂本竜馬:藤岡弘、
岡田以蔵:萩原健一
だな、ふるっ(笑)

 あなたのイメージする、龍馬、西郷さん、土方歳三は、現代の俳優にやらせれば、だれにする?

 去年のNHKで勝海舟をやってた海援隊の武田鉄矢うじ、若い時から坂本龍馬の役をやりたかったんだと思うけどね~、ぼく的には残念だじぇれど、イメージじゃないな<ごめんネ




 

 陽が沈み徐々に暗さが増す時間。トワイライトゾーン。古今東西、悪霊やお化けのバッコするのはこの時間帯といわれている。

hanami 事故や災難が多発する時間ということで、調べてみると「大(おお)禍(まが)時(どき)」が語源らしい。ふむ、ソノマンマだわな。東京でも夜の11時過ぎに余震というか、揺れが多いようなきがする。でも僕は「逢魔が時」って言葉の響きに、春の花が満開の夕闇のイメージが湧く。

 心地よい疲労感を感じながら、暗くなりかけた桜並木を歩いて自宅に戻る。その仄かな薄紅色の桜を下から眺めると、濃紺の青空が広がっている。その時がまさに、逢魔が時。桜の美しさは一番映えるのがこの時間なんじゃないかな、来週から5月だ、近所のお庭でハナミズキが綺麗に咲いてる、ハナミズキは北米原産で、アメリカの捕鯨船に助けられて東海岸の学校に通ったという、ジョン万次郎の小説を思いうかべた。
 『椿と花水木―万次郎の生涯』


kokusimoku

zero 百田 尚樹著-永遠のゼロ、日本軍敗色濃厚のなか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロット、、、、それが祖父だった。 戦後65年、「今」孫の世代、姉弟でまだぎりぎり生存する戦友の「記憶」をたどり、、、、酷にして清冽なる愛の物語。
 

「記憶」って人生そのものだし、「現在」ってそれを認識した時点ですでに「過去」であり「記憶」である。「現在」を生きるってことは「記憶」の中に生きるのと同じか。じゃあ「今」を生きるっていったい何なのだろう? ベッドでうつらうつらそんなことを考えながら。つか、そんなこと考えてるから寝られないのだ。寝なさいね。

 この物語は映画になったら 『いいね!』 俳優のキャスティング考えてたら、また寝られなくなった(笑)

 近所の大きな家がつぶされて、小さな区画が6個も出来た。 つまり6軒分建つわけ。しかも昨日夜の散歩で通りかかったら1軒はもう建っていた。マジ? 1ヶ月弱で建つ家って…。 趣ある古いお屋敷で緑も多かったのだが。フェイクの壁の似たような新建材の家がずらっと並ぶんだろうな。 町から美がどんどん消えていく、、、そして寒かった。

 小説はボクのタイムマシーンだ。ページをめくれば、どの時代にも旅することができる。とてもぜいたくで、かけがえのない時間。

dero 直木賞を受賞した 木内昇 『漂砂のうたう』  デロリアンに乗って、明治初年に跳んでみたい~φ(.. ) 


 一般的に風邪の予防には「手洗い」と「うがい」が有効というのはほぼ常識だけど。食事の前にまず手洗い励行。家に帰った時だけでなく、会社に朝着いた時も水うがい励行。じつはあまりやってない(笑)

uga ただ、ずいぶん前にどっかの検証番組で「うがいは実は効かない」っていうのを見た記憶があって、うがいを心のどこかで信用していなかった。喉をガラガラやっているようでいてほとんど奥までは届かず、もちろん気管支も洗うことが出来ず、まぁそんなに効果ないんだろうな、と。

 そして悪化して咳風邪が苦しいのでこの連休で徹底的に寝て治してしまおうという魂胆なのだ。ベッドのお供は『山崎豊子・二つの祖国』全4巻。何度目の再読だろうか。

 でもなんだかんだ雑用で呼ばれて、、寝てられない<泣き(・ω・)

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スイングの科学。

tor この年末年始、掃除の助手や大好きな料理をしていて、とても地に足がついた感じがしていた。

 なんだか懐かしい感覚だった。忘れかけていたものを心の底の方から掘り出して、丁寧にほこりを払って手にとって眺めている。そんな感覚が常にあった。

 まぁ掃除とか、料理とかで日常のことから「精神的に」遠ざかって平安な日々だったのだろう。

sp 村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」の中に、毎朝手際よく完璧に掃除する青年が出てきたと思うが、ボクは彼のそれがとても印象的で、象徴的だと思ったな。なんというか、常に崩れよう崩れようとする秩序を、その結果としての喪失と絶望から、元に戻そうとする行為。これこそがダンス・ダンス・ダンスの本質かもしれない。

 ~ん、固定観念や無意識の思考回路を変えるには、意識的な習慣付けが必要だ。毎朝「新しいことを始めよう」と自分に言い聞かせ、自分を信じることにする。

 そして、信じるものは救われる、というのは本当で、楽しくてウキウキするようなことがたくさん起こると心底信じていると実際起こるはずだね。

 スピリチュアリティ (spirituality、霊性 )かよ。 いや、でもマジで(ふふふんふん)

noda 司馬遼の『燃えよ剣』上下いっき読み、ばらがき土方歳三が、『新選組!』2004年に放送NHK大河ドラマの山本耕史にだぶってかっちょよかった。 そしてツタヤ4本千円DVD『のだめカンタービレ 最終楽章』前後2本を観なくては、時間がない。

 樹里ちゃんカワイイ(笑)


 去年の今頃、鳩山首相がツイッターを始めた、宇宙人の鳩山さんのやったことはほとんど評価されていないけど、国民と政治の距離を近づけようと取り組んだいろんなことは、実は進歩だったし、とりあえずそこは評価されてもいいと思う。

 ちなみに、風穴をあけてみたら問題が噴出して閉じられなくなっちゃった(笑) のが沖縄普天間問題で、それが政権にとって致命傷になってしまったわけだけど、日米安保問題と沖縄への過度の依存を世の中に明らかにしたという進歩はあったかなと思う。

 なんだか遥か昔の事のように感じる。

 ゆっくり読み返そうと思ってる、沖縄密約事件、外務省機密漏洩事件が題材の山崎豊子作 「運命の人」は、1971年の沖縄返還協定にからみ、毎日新聞政治部の記者が国家公務員法違反で有罪となった事件。

uma 今年もブエナビスタ!
 有馬記念、枠連1-4 
 1点勝負。

 ふふふ(笑)
 100万買って配当4.8倍
 ど~よ

 久里浜東6のまだ生きてるか確認をする会、年末は調整がつかず年明け新春お茶会に変更、京都寺町二条、創業約280年の 一保堂茶舗のお茶でTAdさんと泰sでサンニン会だな。

 マンチュリアン・リポート(浅田次郎)、『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』そして『中原の虹』に続く物語、文字通り大陸的スケールで後日談的なサイドストーリー。じっくり読み続けてきてよかった。
 張作霖は蒋介石との衝突を避ける為、昭和3年6月4日未明、奉天に引き返す途中で日本の関東軍によって爆殺された。かつては西太后が乗った、贅沢の粋をつくして作られた蒸気機関車での帰路での出来事だった。

 一国の事実上の元首を独断で暗殺する暴挙に、昭和天皇は激怒し、誰よりも強く「真実」を知りたいと願った。
「事件の真相を報告せよ」
 昭和天皇の密使が綴る満洲報告書、そこに何が書かれ、何が書かれなかったか? 志津中尉のリポートと蒸気機関車(デューク)の独白で物語はつづられている。

 ジャパニーズアメリカン第2話。古き良き時代のTBSドラマの雰囲気がある。この臭さは懐かしい(キライじゃない)。プロデューサーは誰だろう?と思ったら、あららら 橋田壽賀子 ドラマだったのね。ピン子さんでなるへそ。

 日系移民の辛く切ないお話で、山崎豊子作の 『二つの祖国』 が原作のNHK大河ドラマ1984年放送 『山河燃ゆ』 を思い出した、日系2世の草なぎ君と同じような役どころの主人公を昭和59年当時、松本幸四郎、二男を西田敏行、妹を柏原芳恵ちゃん、1世のお父さんが三船敏郎だった。2世のバタ臭いともだちはジュリーが出てた。26年前なのに覚えてるこの記憶力の良さ!どうよ!原作がいいからね、近々再読予定。

 しかし、、、一昨日の晩ご飯が思い出せない(笑)


 浅田次郎「月島慕情」文春文庫。今更僕が言うまでもなく、ストーリーテラーとしてのこの人の実力は素晴らしいと思う。

 浅田ワールドに浸って、さまざまな罠や仕掛け、手練手管に翻弄される至福の時間。あたかも作者が「自分の眼で本当に見てきたような」情景や展開を、お客(読者)の納得できる描写にするには、地道で綿密な下調べや考察があるんだろうけれど、それだけなら「学者」とか「研究者」であって、「小説家」はさらに人並みはずれた着想と空想力が要求されるということなんだろう。

 こういう昔気質のプロ「文士」って昨今では珍しい気がする。

os 文庫化待てないんで買っちゃおうかな!、

 待望の雨の朝、少し秋の気配、9月になっても猛暑が続く予想。寝る前にエアコンを安眠モードにセットして気持ちよく寝るのだけれど、夜明け前には暑くて目覚めてしまう。窓を開けると少しだけ涼しい風が入ってくる。

 楽しみにしている、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲 」の第2部、もうすぐ放映の時期だ。原作者の司馬遼太郎が映像化を許さなかったものを、NHKが満を持して映像化しただけあって素晴らしいと思う。この秋文庫を再読するか悩むところだ(笑)

 世界的には日本のような有色人種国家で植民地になったことがないというのは珍しいらしい。

akiyama アジアの一番東端の島国、という地理的な幸運に負うことが大きいと思うが、必要とされた時期に必要とされた人材が輩出したことも大きいのだろう。そして、意外と若いうちから彼らは力を持たされていた。日露戦争時、作戦を任された秋山真之、若干36歳。まぁ時代が違うとはいえ、いまならまだ課長程度の年齢である。 画像はお兄さんの好古!

sa7 今週は爺さま2度目の納骨、明大前の本願寺・和田堀廟所に分骨(養子になってたり複雑な家系の為、分骨に50万<怒) 

「椿山課長の七日間」浅田次郎(朝日文庫) 文庫化されて、改めて一気に再読。やっぱり面白い。さすが!の浅田次郎ワールド。奇をてらったオチャラけた小説なのかな?と思いつつ読み始めたら・・・あららっ、ぐいぐい引き込ませる設定と展開。昨年来、お葬式や仏事が多かったので、その意味からも面白く、感激感涙。人情ものを書かせたらこの人は最高だ。

 ゴルフの栃木合宿はポカリの2Lをもって乗り切った。昔は「水を飲むな! バテるぞ!」そう、信じられないかもしれないが、昔は運動部などの練習中に水を飲むのは御法度だったのだ。僕は帰宅部だったんだけど、体育の授業とか、とにかく水など一滴も飲まなかった。今考えると熱中症一秒前。水を飲むのは運動後のみなんだもん。「水を飲むとバテる」という当時の常識から運動前にも飲まなかった。
 とにかく水を欲したあの気分。こめかみがドクドク鳴った。血液は水分を失ってドロドロだったんだろうなぁ。でも練習が終わるまで一滴も飲まなかった。だからこそ、例の「ヤカン」がやたら効くわけなのだけど。
 とはいえ当時、熱中症で倒れた人がいた記憶がない。というかそんな言葉すらなかった。日射病という言葉はあったけどな。あんな水分極限状態でよく持ったものだ。

 今日は休養日、きんぴかを再読、著者の初期の傑作。浅田次郎のすべてがあると言ってもいい。まだ明日をも知らぬ作家であった彼は惜しげもなく様々なネタをこの中にぶち込んでいる。ここから上手に抽出すれば長編が数作は出来るのでは、というくらいな物だ。

 そう、内容的にはまさにノベルズがお似合いなのだ。文庫になってもその下世話な魅力は少しも衰えず(まぁ内容は一緒なんだから当たり前だけど)一気に読ませる。主人公達は超魅力的。この物語が終わって、彼らと別れるのが非常に辛くなるほどであった。
 展開は荒唐無稽ながらも読者を惹きつけて離さない。著者は「センセイ」にならずにこういうエンターテイメントをもっと量産して欲しいと思うのである。

 でも「センセイ」の新刊、『終わらざる夏 上・下』買っちゃおうかな! 
玉音放送後に北の孤島・占守島で起きた「知られざる戦い」。日本を揺るがす新たな戦争巨編、ここに誕生。だって。

 おもしろい。こんなにおもしろいのに文庫になるまでなぜ知らなかったのだろう、奥田英朗をなんで全く知らなかったのだろう、と我ながら疑問。

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。
 どっちが患者なのか? トンデモ精神科医伊良部の元を訪れた悩める者たちはその稚気に驚き、呆れ…。水泳中毒、ケータイ中毒、ヘンなビョーキの人々を描いた連作短篇集。

 読後、人生なんとでもなるな、という勇気すらもらった。

奥田英朗って、僕と同じ1959年生まれなのね、以下、全部読んだ!     ≪東京物語≫、田舎者みたいだけど(笑)

2001年 - 『邪魔』で第4回大藪春彦賞受賞,
第125回直木三十五賞候補
2002年 - 『最悪』で第21回吉川英治文学新人賞候補
2002年 - 『イン・ザ・プール』で第127回直木三十五賞候補
2002年 - 『マドンナ』で第128回直木三十五賞候補
2004年 - 『空中ブランコ』で第131回直木三十五賞受賞
2006年 - 『サウスバウンド』が本屋大賞第2位にランキング
2007年 - 『家日和』で第20回柴田錬三郎賞受賞
2009年 - 『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治文学賞受賞

 PS:うちの母上までハマッて、自分が悪性リンパ種で通院している昭和医大の地下室にある放射線科でお気に入りの主治医を『伊良部先生』にカブせて、先生も暇なのか?、年寄り相手に三〇分近く世間話を聞いててくれるらしい!

 ランチ:ザ・ガーデン目黒、特製幕の内弁当(飯少なめ<涙)

 電子出版が iTunes みたいな強力なインフラを得て日本でも普及した場合(つまり iBooks が日本でも普及した場合)、新作や続編を出すよりも電子アップデートを随時していくような方法になるだろう。最新考察や最新事例や続編を随時継ぎ足していくような感じか?。章を書き足して(古いところは改訂して)2百円くらいで有料アップデートする感じになるのでは? 実際、5~10年後くらいには「ビジネス書・実用書というのは電子アップデートされるもの」という考え方が普通になるんじゃないかな。

 アップデートされた部分に目次から飛ぶことも出来るだろうし、動画やサイトや地図へもネット上でリンクできるだろう。ちょっとした専門用語だってWikipedia などにリンクできる。

 歴史小説なんか意外といい。戦国時代などでの聞き慣れぬ道具や武器なども写真や図表で解説できるし、古地図なども参照出来るサイトへリンクを張れる、「1Q84」を読みながら当該の部分でヤナーチェクの「シンフォニエッタ」が流れてくるみたいなこと。まぁ微妙かな…。小説の場合は文字だけの想像力で読んだ方が楽しいことも多いので微妙だけど、新しい魅力が開拓可能になるのは確か。

 老眼で眼精疲労には、眼に優しいモニターが必要だけどね(笑)、そんでも通勤電車や就寝前の布団の中では『紙媒体』の文庫本を読んでるんだろうな!もとい、『紙媒体』じゃないと、読んだ気がしないんだろうなってか?

 ランチ、アナゴ天ぶっかけ饂飩 by さぬき

 うちの爺さまが偉く詳しかったので『亀山社中』解説:幕府機関である神戸海軍操練所の解散に伴い薩摩藩の援助を得て長崎の亀山(現在の長崎市伊良林地区)において前身となる亀山社中が結成されグラバー商会と銃器の取引を開始し藩に銃器などを卸す。物資の輸送や航海訓練なども行い、1866年の第二次幕長戦争においては長州藩の軍艦に同乗し6月の下関海戦に従軍する。

 1867年4月には龍馬の脱藩が許されて隊長となり、土佐藩に付属する外郭機関として「海援隊」と改称される。いろは丸沈没事件においては、紀州藩に賠償金を請求する。

 また武器や軍艦などの兵器を薩摩藩名義で長州へ流すなどの斡旋を行い、険悪であった薩摩と長州の関係修復を仲介する。6月、薩摩の西郷隆盛(吉之助)・長州の木戸孝允(桂小五郎)を代表とする薩長同盟の締結に大きな役割を果たす。 NHK今週末の放映か?

 今週は、心の軸がふわりふわりしていて落ち着かない感じ、まあしょうがないか、今はこの状況をひとつひとつ処理して行くしかできないんだけどね!それが世の中ってもので、人生の中で順番にやってくる役割なわけだけれど、、、。
だからこそ、できるだけニュートラルでフレキシブルな、自分の対応・対処っていうのを大切にしたいと思った。

 きっぱりと晴れた朝。梅雨時の気紛れだろうけど、こんな気持ちのいい爽やかな朝、しっかりラジオ体操第1・第2をして、1時間ノルディックウォーキングポールで速歩、汗をかきつつ太陽に向かってノビをした。ぐわんばろっ! 

 ランチは二人で目黒アトレで、天ぷら+小海老かき揚げ・しらす丼セット 内臓脂肪がはっ(笑)
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さあ、我が日本vsデンマーク@Wカップ南アフリカ大会だ。

 日本代表チームは開催前のトホホ状態から、よくここまで踏ん張ったと思う、「世界を驚かそう!」という岡田監督の言葉を信じて必死に戦う選手達に僕らサポーターは応援するのだ。緻密で美しいサッカーなんて今の日本には出来ないだろう。必死に泥臭くボールに食らいつく勝利にこだわった日本らしい真摯なサッカーを見せて欲しい、と思う。

やっぱり最後は精神論か(爆)。先に一点取る事がすべて。




 

  今日は、ゆっくりと6時過ぎに起床。爽やかな朝! 久里浜・同志のTDさんが肺炎で入院とメールがあったので、朝一番に御見舞へ、久しぶりに合ったけど、何で入院してんの?って感じで元気一杯、ア症の方も上手く乗り切っていて大丈夫って感じ(笑)
 
 陽光の強さを感じる午後。縁側でコーヒーを飲みながら読書「毒笑小説」(東野圭吾、集英社文庫)。「怪笑小説」「黒笑小説」に続いて読んだ。これらは電車の中でも楽しむにも丁度いいヴォリューム。東野圭吾ってミステリー小説の作家だと思っていたけど、この路線も僕は好きだな。同年代だし、思考プロセスが感覚的に近いものを感じるし。笑わせるっていうのは、泣かせるより数倍難しいんだよな。

 「青豆」の虚無的ないらだちっていうのは、現代を生きる人間の誰もが心のどこかに持っている「流し去る事が出来ない」虚しさとか悲しさとか寂しさとかのネガティブな感情を引き起こす(される)状況と対応していると思う。つまり、不特定多数に共感は得られることは確実。たぶんムラカミハルキが描きたかった世界っていうのは、小説的には壮大な規模の実験的なコミュニティなんだと思う。この小説のなかには具体的には全く描いていないみたいだけれど、読者にその予感というか「胸騒ぎ」を感じさせる物語。色彩的には少なめの色しか使っていないのにね。広さより深さを感じさせる。やっぱ、すげーな、この人。

 1Q84!僕が言えることはただひとつ。
ブームに乗じて読んだ方が、無理して「面白い」という必要はありません(笑)あと2-3回は読み込まないと、感想文は書けないわ。

 

 帰路、いつものように空に向かって感謝の言葉を言おうとしたら、葉桜が微笑んでいた。

 週刊文春の浅田次郎の連載小説「一刀斎夢録」。御一新(大政奉還)の後、明治時代にまで生き残った、新撰組の斎藤一が昔話を語る形式で幕末の日本を描く物語。毎週欠かさず読んでる。幕末の尊王攘夷、幕府側と倒幕勢力の入り乱れて、いかにも混沌としているように見える時代でも、普通の人の生活は生々しくあった。当たり前の話なんだけれど。どろどろした権力闘争の先兵として動いた新撰組の幹部は、みんな華々しく散ったのかと勝手に思っていたけれど、そうでもなかった訳だ。その場に居合わせて直に観てきたかのような、浅田次郎の想像力と発想の素晴らしさには、いつもながら感心する。

 さて、戦国時代から江戸時代を舞台としたいわゆる「時代物」サムライ・ドラマでは、あまりにも多くのチャンバラ場面があって、どうも僕なんかはあの時代は、斬った張ったの殺し合いが日常茶飯事的に起こっていたものと思い込んでいたのだけれど、さすがにそれは大きな誤解なんだね。つーか、そういう事を改めて知った感じ。

 刀を差した侍が闊歩していたチャンバラな時代であっても、ちょっとやそっとでは刀は抜かなかっただろうし、義や志はどうあれ、一人でも斬ってしまえば殺人という重い事実を背負い込む事は確かなのだから。とはいえ、お侍は皆刀を持っていて、そこらを歩き回っているわけで、それはそれで「緊張感」のある世の中であったんだろう。つまり身分が人格を高める義務を求め、社会制度がその正当性を担保していた。

 日本の社会のすばらしいところは、士農工商のすべてのクラスの日本人が上昇志向というか、慎ましい生活をしつつ努力して自分を高め、結果として国力を高めていったという「背骨」の文化がしっかりしていたことだろう。その辺りが、植民地化された中国や朝鮮、中近東の諸国と違っている(優れていた)ところなのだろう。覚悟と気概が為政者にあったという事か。

 実は、書きたかったのは、今の週刊文春の連載小説群が久々に粒ぞろいだってことです、まずは、職人ストーリーテラー浅田次郎の「一刀斎夢録」

 これは、新撰組の中でも一二を争う剣の使い手(居合い)である、斎藤一(NHKの新撰組ではオダギリジョーが演じた)が語り手となって、幕末から鳥羽伏見、戊辰戦争から西南の役(戊辰を生き延び、巡査になった)に従軍した話しを展開している。

 現在展開中なのが西南戦争のくだりであるが、なぜ西郷があのような形で政府に叛旗を翻したのか?それは自分が立ちそれを政府が討ち果たすことで維新が完成する、そのために大久保利通とかたっておこした大芝居であるという解釈がなされている。だから、斎藤一ほか当時の警察に集められた元幕府方の侍達(西南戦争に参加した警察の多くが薩摩に恨みをいだいた士族だったのも始めて知った)も西郷憎しで活躍したのだが、結局手のひらで踊らされていたという設定になっている。特に幕末ファンではないのだけど、このあたりはとても興味をそそられる。

 話しも面白いのだが、現役の近衛兵(剣道の達人という設定)を聞き手にし、明治天皇崩御後の(そして乃木希典殉死の後)の服喪の休暇中毎日斎藤の家に通わせ、夜話として聞かせるという設定がニクイ。臨場感ある切り合いの場面があるかと思えば、思わず目頭が熱くなる場面もあり、浅田さん、こういうストーリーテリングは、やはり最高にうまいです。


 浅田次郎「小説の大衆食堂」を自称、「書くのは最大の道楽」と語り、作家生活15年以上、70冊を越える著書を書き上げた今日も執筆活動への意欲を見せている。現代小説では「平成の泣かせ屋」の異名を持ち、人情味あふれる作風に特徴がある。

自らの祖先は武士であったといい(『読売新聞』06年10月16日付)、『壬生義士伝』などの新撰組を材に求めた作品のほか、人間の不変さを描いたという『お腹召しませ』などの作品がある。東京人であることにこだわっているが、ダイナミックな変化により町名の変更など過去を振り捨てて発展する東京のあり方には疑問を持っている。昔の町名や区画が今も残る新宿区が好きだといい、「角筈にて」など小説の舞台になることも多い。

暴力団・窃盗犯などのアウトローに対し、ユーモアやペーソスを交えながら、肯定的に描くことが多い。

自ら認めるヘビースモーカーであり、エッセイ「勇気凛凛ルリの色」のシリーズにて、「喫煙権について」などの稿で、喫煙者の立場から喫煙の権利を訴えている。また前述の競馬以外にもギャンブル全般が趣味で、『オー・マイ・ガアッ!』といった小説や、『カッシーノ!』などのエッセイがある。

作品の舞台については、各種資料で調査しているが、現地を訪れることなく書かれた作品も多い(「鉄道員」「蒼穹の昴」など)。現地を見ないで書いた方が、ロマンのある作品になるともいう。

一方で日本航空の機内誌SKYWARDに毎月連載されているエッセイ「つばさよつばさ」では他作品の作風とは異なり、鹿児島市で名物の白くま(本人曰く「生しろくま」)を食べ損ねた話など作者の普段の生活をユーモアを交えて紹介している。「つばさよつばさ」は人気が高く、2007年には単行本として出版された。

 「つばさよつばさ」読み忘れてたので、アマゾンで頼み明日クロネコヤマトで届き、輪読予定、母上⇒おさ虫⇒てーちゃん⇒誰か読む人いますか?

 タバコは止めたので、勝負?一本取ったかも?ざまを見ろ次郎(笑)

 言葉を紡ぎ出す仕事の苦心たるや、いかばかりか。こうした駄文一つひねり出すのにも苦労するワタクシとは違うのは当然だが。

ちょっと前に話題になったけれど、読んでいなかった、西村淳「面白南極料理人 笑う食卓」(新潮文庫)を読んでいる。これが結構面白い。南極越冬隊の料理人っていうのは、自由奔放な発想と創意工夫が必要なのだな。さらに、この西村さんの人柄なんだろうけど「ま、いいか」みたいな、適当さも笑える。極限の場でハードに働く隊員達にとって、食べる事は生活する上で最大の喜びの一つだろうし、料理人としてはそれに応えるべく燃えるだろう、というのもよくわかる。限られた食材と想像を絶する厳しい環境(平均気温マイナス57度、標高3700m、最低気温80度!)のなかで、うまいものを作りつづける料理人のプライドっていうか。ま、でも、この著者のキャラなのだろうな、すべてをおちゃらけで笑い飛ばしてしまう軽さも、この本の楽しさ。「ちょい手抜き、でも通常でも十分おいしそう」なレシピ。

簡単シュラスコ、皮なしシューマイ、キャバラ鍋&カレーなど、近いうちにトライしよっと。

本日、退棟式 後ほど報告します。

僕も、「ま、いいか」で笑って、笑顔に三本柱でやってみます。

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