dojun

 うちは駅から徒歩1分、通勤は徒歩だけど。朝会社に歩いて行く時に、ダンナや子供を車で駅まで送ってくる奥様方に遭遇する。外車の比率が高い。駅の角から家の前を通って道が続いていて、その先に立派なお屋敷がたくさん建っているのだが、多分そのあたりの家の車ではないかと思う。ご苦労なことだなぁと思う。まぁダンナの帰ってくる時間は日によって違うだろう。帰りも、何時に帰ってくるか分からない夫を待ちながら、晩ご飯の支度もしながら、LINEが来てから30分後には車を出して駅に向かうのかしら。
 そういうライフスタイルが嫌でも何でもないのかもしれない。いや、それどころが夫を送り迎えすることが嬉しくて仕方がないという人だっているのかもしれない。あるいは、送り迎えは面倒くさいけれど、送り迎えする必要がある場所を選んだおかげで広い邸宅に住めるとか、眺望が素晴らしいとか、そういう別のメリットがあって、夫婦がともにそのメリットをメリットとして認め合い合意したからこそ、そういうライフスタイルが成り立っているのかもね。ウチの場合は昔から駅に近いところに住んでるし、送り迎えなんてやりたくてもできないのではありますが(笑)
 そんなことを考察しながら、最近いろんな事象の中に人間の多様性を見つけ出すのが面白く感じていて。人がひとりずつ違うということ、そして、そのひとりひとり違う男や女がそれぞれにパートナーを選んで、ひと組ひと組違う家族ができているなんて、とても素敵なことじゃないかと思うのである。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村