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 加齢とともに増えてきた、知っている名前や数字がすぐに出てこないあれ何だっけ?現象。加齢に伴う神経細胞の死滅や、使われないネットワークの縮小により、脳は少しずつ萎縮しています。個人差や部位による差はあるそうですが、特に萎縮が早いのが前頭葉とのこと。僕らアルコール依存症は過去の大量飲酒で脳細胞が死滅していたり、飲酒による脳萎縮で普通よりも厳しい状況なのかしら。
 前頭葉にはワーキングメモリ(作業記憶)という、入ってきた情報を一時的に保存して他の情報と組み合わせ、情報に優先順位をつけて処理する機能があるそうな。いわば脳の司令塔ですね。しかし、その処理能力は加齢とともに衰え、50代ではピーク時よりも30%ほど低下とのこと。
 脳は入ってきたさまざまな情報を短期記憶として仮置きしておいて、繰り返し使われることで、海馬が重要な情報だと判断して、長期記憶に移動します。その橋渡し役をしているのもワーキングメモリ。このため、ワーキングメモリの働きが低下すると、必要な情報をうまく引き出せなくなる。
 あれっ何だっけ(笑)

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