moon

 青山3丁目の路地に入って右側にあるバーで、グラスにツーフィンガーのジャックダニエルをかっ~とイッキに煽る、ノド越しから胃に収まるまで焼けるような感覚、ふ〜っと酒臭い息を吐き出す、たてつづけにもうワンショット。
 末梢血管がす〜っと縮むあの感じで口腔と鼻腔に入ってゆくバーボンの香り。信じられないくらい旨いハードリカーの陶酔感。やはり医師からいわれているように若い頃からの依存習慣は酒を止めて時間が経っても決して、脳や体が忘れないものなのだろう。
 もちろん今さらお酒を飲み始める気は全然ないけれど、この陶酔感は思い出してよかった、そして逆にお酒には絶対に縛られたくないとも思った。
 そう、僕は断酒を継続し真っ当な人生を歩む、それだけでヨイのだ。リアルな夢だったけれど、次回の夢では、寒くなってきたからバーの少し先にあるキカク鮨でヒラメの良いところを少しと燗酒の香りを楽しみたい。エンガワも欲しい、、、。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村