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 アルコール依存症を克服する為には、今のところ断酒の継続によって社会性を再獲得する以外にありません。
 そうは言っても依存性薬物であるアルコールを断つことは並大抵の努力では難しく、一生涯これを続けることは想像以上の困難または精神的苦痛を伴うとされています。退院してからこの秋で9年たったのです、飲んでないんです。自分でも不思議なんだけど、なんででしょうか。何はともあれ、もう少し頑張れということなんでしょうね。
 久里浜病院に入院した結果、お酒は強制的に止まりました、最初は西下病棟でした、何もしないでただ海を見ているだけの2週間でカラダは健康に。
 その後の経過は精神の改善、すべてのことを認識して全部を認められるようになってから、お酒を辞められるようになったのだと思う。東6病棟に移ってからの勉強会とか認知行動療法・ミーティング、そして廻りは全員がアルコール依存症の精神病患者との共同生活。
 依存症から抜け出せたお陰で、禁酒できるようなったなのだけど、精神面と身体がお互いに効果を高めあって、継続する事でさらにセーブの効く行動が持てるようになったのだと思います。そして潜在意識とか無意識レベルで、飲まないのが普通のことになったのだと思います。
 今の自分がいるのは以前の自分のおかげであり、過去の自分が殻を破ってやろうと必死になって戦ったからこそ、今の自分がのほほんと暮らしていけている。冷静に過去の自分を観察し、現在の幸福感を噛みしめている感じですか。

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