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 アルコールを飲むと脳の働きが変化し、緊張がゆるんだり、いい気持ちになったり、気が大きくなったりします。それが酔うということです。
 自分は違うんだ。そう思っていたとしたら要注意。アルコール依存症への第一歩は、自分は違うという思い込みから始まります。自分はアルコールに強いと思っている人はとくに注意が必要ですね。
 アルコールに強いというのは、肝臓でアルコールが分解されるときに発生する有害物質アセトアルデヒドの処理能力が高いという意味、つまり、悪酔いしにくい体質のことです。
 そのこととアルコールが脳やからだに与える影響とはまったく別のもので、たとえば脳への影響では、アルコールに強い人ほど判断力などの低下を自覚しない傾向がみられます。酒気帯び運転によくみられる、これくらい平気だという気持ちがすでに危険な状態なのです。
 最近の傾向として、リタイアした男性と若い女性にアルコール依存症が急増しているらしいです。高齢者の場合、リタイア後の孤立感や時間をもてあますなどの理由から飲酒を続け、若いころよりアルコールに弱くなっていることもあって、短期間でアルコール依存症になるケースがみられます。また、20歳代前半の女性の場合、飲酒率が90%に近く、すでに中年男性を上回っています。女性はストレスなどが原因で飲酒を続けることが多く、アルコールの影響も受けやすいため、30歳代の若さでアルコール依存症になるケースが増えています。
 不安やストレスの解消をアルコールに頼るのはとても怖いことなんですね。

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