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 アルコール依存症は中年から初老期にかけての男性で、いわゆる職人や肉体労働者に多かった。その理由は仕事上がりに毎夕習慣的に大量の飲酒をしているうちになってしまう、昭和のサラリーマンにも予備軍は大勢いましたよね。アルコール依存症は3合以上の酒を10年以上飲み続けると発病してくるといわれていました。私も大体そんな感じでアルコール依存症になったと思います。
 ところが、最近では職種を問わず、性別を問わず、年齢を問わず発症多発するようになってきたようです。しかも飲酒を開始して5年未満でアルコール依存症という人も多く報告されているのですって。
 原因は濃い酒を大量に、しかも連続的に飲用すること。現代の日本では、口あたりの良いアルコールがコンビニ等でも大量に出回っている。老いも若きも、男女を問わず購入できる。恐らくこのような現代環境と、ストレス社会やうつ病、昔では問題にならなかった精神の病からアルコールに逃げるケースも多いのでしょうね。
 アルコールは発がん物質でもあり、特に食道や大腸の癌のおもな原因はアルコールともいわれています。そのほか、脳の委縮、認知機能の低下、糖尿病、膵炎な、ほとんどあらゆる病気がアルコールによって起こされたり悪化したりします。このためアルコール依存症は早く死んだり、長期間の療養生活を送ることになりがちです。自殺や事故も多いのです。
 日本は飲酒に対して寛容な社会です。アルコール依存症は身体、精神、対人関係、そして何より家族を巻き込む病気だということを認識して、専門的な治療に結び付けることが大切です。

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