FUJI

 お正月は家族と。かつてほどではないにしても、やはり正月は家族というものをとても意識させられるものですね。
 空港で帰省や旅行から戻った家族へのTVリポーターのインタビュー。まるで、リポーターが期待する答えを推し測ったかのように、一様に「楽しかった」と答える家族の姿に「嘘っぽさ」を感じてしまうワタクし。
 家族、いわば半分はとても有難い大切な存在で、半分はとてもやっかいな存在。とっても好きで身近で信頼できる存在だけれども、ずっしりのしかかってくる負担もある人達のサークル。それさえ意識していれば、ボクたちは余計な幻想に惑わされることもなく、余計な期待で失望を招くこともなく、目の前の実態が受け入れられず余計に苦しむこともなくなるのだと思うのですが。
 そう思うと、過剰に「家族」を意識せざるを得ない正月は、かえって面白いもの。家族や親兄弟での位置取り、距離、接触の頻度、それらを検証し、検討し、最適化するにはもってこいの時間と場であるのだと思いますが。もちろんウチの正月にお酒は出ません、それは家族の理解と協力があってのことですね、感謝ですねぇ。

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