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 人の名前が出てこない、ごく簡単な漢字が書けないなど、加齢に伴って日常的に起こるちょっとした物忘れ、ありますよね、ねぇ~(笑)
 酒を飲む習慣があまりない人にとっては軽く流してしまうことだったとしても、ぼくらのようなアルコール依存症の人、現在進行形で大酒くらってる御仁などは一抹の不安をかきたてられるところではないでしょうか。酒の飲み過ぎで、脳の機能が低下しているのではないか不安がるでしょ。
 普段の言動をコントロールしている理性、すなわち脳内の前頭葉によって抑えられている感情や思いを解き放ち、幸せな気分をアップさせる酒は、まさに人類の至宝ともいえる存在、その一方で気になるのが酒の飲み過ぎによる脳自体への健康被害ですね。
 愛飲家にとって、心底まで酔えるのはかけがえのない幸せではあるが、飲酒量が増えるにつれて脳の萎縮も進むことがわかっています。一般的に脳の萎縮は、30歳を過ぎた頃から始まるとされている避けられない加齢現象の一つ。主に、脳内の白質と呼ばれる神経線維が集まる領域が死滅し、脳が小さくなっていくために起こるのだそうです。
 同じ話を繰り返すのは、ただ単にクドイ性格でシラフでもクドイ奴もいるけれど、アルコールは脳全体を麻痺させる効果があるので短期記憶がうすれて、グルグル廻っているのだそうですよ。記憶がなくなるほどお酒を飲むことが年に2回以上ある人は、アルツハイマー病のリスクが10倍になるという恐ろしい数字が出ています。

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