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 アセトアルデヒドを分解する役割をするのがアルデヒド脱水素酵素ですが、その強弱は遺伝子の組み合わせによって決まっていると久里浜で習いましたね。強い遺伝子を2本持っている人はアセトアルデヒドを速やかに分解できる酒に強いタイプ、弱い遺伝子が2本ある人は、アセトアルデヒドがどんどん蓄積していく酒に弱いタイプですね。
 遺伝からみれば酒に強くなるのか弱いままなのかはシンプル。酒に強い両親のもとに産まれた子どもはザルと呼ばれる酒豪に、逆に両親ともに酒が弱い場合はゲコとなります。
 強くなるかどうかの割合は人種によって違っていて、白人や黒人はほぼ100%が酒豪になれる遺伝子の組み合わせです。日本人を含む黄色人種では、酒豪が50%、下戸が5%、そして残りが強くなれる可能性がある酒に強い遺伝子と弱い遺伝子を1本ずつ持つタイプです。
 強い遺伝子を持っているのに自分は飲めないタイプだと勘違いしている人も少なくないのだといいます。何が言いたいかというと、ボクも一生勘違いしていたかったなぁ~と思うのであります。

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