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 飲酒量によって脳が縮むスピードがUPするということ。脳の萎縮は、30歳を過ぎた頃から始まるとされている避けられない加齢現象の一つ。主に脳内の白質と呼ばれる神経線維が集まる領域が死滅し、脳が小さくなっていくために起こることです。
 アルコールは脳全体を萎縮させます。最近では飲酒量と脳の萎縮の程度は正の相関にあり、飲酒歴が長い人ほど進行が早いとの研究も発表されています。
 休肝日の有無など飲酒の頻度や、蒸留酒、醸造酒といった酒の種類とは関係がなく、生涯のうちに飲むアルコールの総量が強く影響していると考えられていて、つまり酒を飲めば飲むほど萎縮が早く進むということです。恐ろしいことに、脳内の神経細胞は、一度死滅すると、そのほかの臓器に備わる幹細胞のように再生することはなく、元の大きさに戻ることは二度とないとされています

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