tutuji

  青年期から飲み始めてアルコール依存症になった人の平均寿命は52、3歳と言われています。だいぶ古い記録で現行は何歳なのかは知らないけれど。
 アルコールを口にに入れると、まず口腔咽頭などのノドから始まって食道、胃、十二指腸などの粘膜が影響を受ける。
 続いて胃や腸から吸収されたアルコールは血液の流れに乗 って全身の臓器にくまなくまわって、各臓器の細胞に複雑なメカニズムを経て障害を引き起こしていくわけです。
 さらにアルコールを分解する過程で出来るアセトアルデヒドという物質も、細胞への強い毒性を持っているそうです。
 もし飲酒が時々であって量も少なければ、身体への悪影響は見過ごされるかもしれないけれど、常習飲酒家、平均で3合以上の酒を5年以上続けて いる人くらい飲むようになると、身体各臓器への影響は無視できなくなってきて、アルコール依存症ともなれば肝臓を代表とする各臓器に障害を引き起こし、いずれは命を落とすことになります。
 最近では団塊の世代が定年を迎えて、60歳代からアルコール依存症になる例も増えてるらしいので、平均寿命も上がってるようですが。

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