kurihama

 よこやま臨床研究部長(笑)
 病院での入院治療には期限があるけれど、アルコール依存症から抜け出るためには、その後、生涯にわたってお酒をやめなければなりません。
 久里浜病院で入院治療を受けて一度お酒をやめることができても、退院して一人になると再び飲んで、ふりだしに戻ってしまう人もたくさんいます、僕と同じ時期の入院してた仲間には2回目、3回目の先輩の方々が多くいらっしゃいました(笑)
 他人とのかかわりを断って、悩みや心配、ストレスを一人で抱え込んでしまうことはとても危険です。一人の世界に身を置いてしまうと、都合の良い考えや解釈ばかりをして、再びお酒を飲む口実を作ってしまうからですね。
 人とのかかわりをもつことは面倒なこともありますが、ミーティングや日記、ブログでもいいかな、AAなら同じ境遇の人の話を聞くことや、不安や悩みを他人に吐き出すことで、自分の問題を客観的に見つめ直すことができれば助かるよね。
 自分が滑ったり、近しい誰かがアルコール依存症かもしれないと感じたら一人で抱え込まずに、すぐにアルコール専門の病院に相談することが何よりも大切です。

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