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 ふつうの酒飲みでもアルコール依存症でも、酒を好み嗜むという点では同じですよね、明確な線引きをすることは困難だけど、あえて異なる点をあげるとするなら、飲酒のために仕事や生活に支障をきたしていると自覚していても、酒をやめることができないということです。
  アルコール依存症の人は、常に酒を飲みたがります。朝から酒を飲み、仕事中でも飲み、運転中でも飲み、人目を盗んで飲み、というように。そしていったん飲み始めると、限界を超えるまで飲んでしまいます。
 なので、飲酒により頻繁に記憶を失いブラックアウト、酒が原因で事故を起こしたり、怪我をしたり、職や家族を失うこともあります。
 さらに過剰飲酒が長期化すると、肝臓その他全身のあちこちに障害が出てきます。もっと依存が進むと、お酒を飲まないと離脱症状が起こるようになり、常にお酒を飲み続けずにはいられなくなってしまいます。
  そして、と言うかきまり事ですが、いったんアルコール依存症になれば助かる唯一の方法は、生涯断酒することだけとなります。

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