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 一般的にアルコール依存症で入院した患者の7割は退院から1年後に再び酒を飲んでしまいます。2年後も断酒が続く人は約2割です。
 アルコール依存症は治りなせんよ、もう普通の酒飲みには戻れないということ。ひとたびアルコール依存症になってしまうと、肝臓などの内臓疾患だけでなく脳にも大きな変化が現れるということもわかってきました。つまり、体調が回復しても一生依存症とつき合っていかなければならないといいます。
 2003年に実施された厚労省の実態調査によると、多量飲酒の人は860万人、アルコール依存症の疑いのある人は440万、治療の必要なアルコール依存症の患者さんは80万人いると推計されていました。
 NHKで今週のクローズアップ現代では2013年の調査で109万人と言ってました、アルコールの消費は減少傾向にあるのに10年で29万人増えてる、とくに高齢者と女性が増えているらしい。
 なんだか、人生の仕上げの大事な時期を酒に飲まれて暮らすのは、余りに悲しいことだと思いました。

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