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 待合室の廊下で自分より見るからに重症の人と比較して、僕はあそこまで行っていないからまだ飲めるんじゃないの、なんて安心や勘違いしやすい傾向であるんです。4型コラーゲンは高いけれど肝硬変まではまだ行ってないじゃん、脳萎縮も少しだけ、まだ家族もいるし帰る家だってある、仕事だってやってるじゃないの。酔っぱらって道路で寝るにしても場所柄をわきまえていますネン。そう、どこまで行ってもより重症な人と比べるのである(笑)
 東6病棟に入院していても、他の患者達は立派なアルコール依存症で、あいつは眼球が飛び出しそうだからウェルニッケやコルサコフ症候群かしら、奴はアルコール性痴呆で頭が狂ってる、だけど僕だけは違うと思っちゃうんですよ。
 廻りが大げさに言い立てて、精神病院に無理やりに入院させられたって考えてる奴もいました。アルコール依存症は進行する病気で最後は死にいたるわけです。飲み続けていると、あんなにはなりたくないと思っていた状態よりも、もっと悪くなってしまう。まだ飲めると思うよりも、今断酒すればあそこまで行かなくてすむんだと思考の方向転換が必要なんだよね。

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