ddddd 僕らも中年の域に入ってきているということなんでしょう、イマドキコトバの意味がわからないと寂しいものですよね、ほんと。それも全くの新語ならいざ知らず、略語だと思われる単語の元が何だったのか見当がつかないコトバがあるんです、なんか取り残されてる~って感じ。
 でも、これは僕らが時代に取り残されているという問題ではなく、むしろ略語の作り方の構造に問題があるのではないかと思うのです。日本語で略語を作る基本パターンはエノケン型ですよね、2つのコトバの上から2音ずつを取ってくっつけるやりかたが僕らの時代以前のやり方だったでしょ。
 例えばコスパってなによ、コスト・パフォーマンスでしょ、フォが発音しにくいからその前で切ったのだろうけど。ならばラノベってライト・ノベルで従来型だったら、これは間違いなくライノベだし。
 パンティ・ストッキングはあくまでパンストであってパストではありません。PCをパーコンではなくパソコンにするといったアレンジこそあれ、いずれも4文字がしっくりくるでしょ。インストゥルメンタルがインスト、コンサバティブがコンサバね。
 おじさんはかつてメアドはともかくラノベもコスパも、暫く考えたのですよ。日本語の略語の良さは、元の言葉が何だったのか想像がつくことで。これが短くなると、英語のアクロニムみたいに頭文字を繋げて作られた語と同じく、知っていなければ全く見当がつかないからね。
 シンプルで覚えやすくイメージが広がるからいいのかもしれないけれど、メンドウだからあまりに言葉を惜しむと、意味が通じなくなるという事態の縮図というか、メンドイことは省く傾向に走ってしまう日本社会の縮図のように思えてならん。

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