忘年会

 治療をしないでそのままの生活でお酒を飲みつづけていると、アルコールがらみでの内臓障害とか脳や神経の病気、個々に色々な社会問題をかかえながら、長い時間をかけてゆっくりと進行していき死に至ることが多い。
 久里浜病院などに入院して専門治療をうけている人たちの場合、30才前後で発病し、30~40代前半はアルコールが原因の体の病気で内科をよく訪れ入退院を繰り返したりして、40代後半になって精神科に入院するようになる人が最も多いようである。
 アルコール依存症の平均寿命は、いつも書くけれど52才である。長期にわたる問題飲酒のために、健康をそこない、家庭を壊てし、仕事をなくし、財産を失い、持っていたものはすべてなくして死んでいく。
 一人住まいの中高年層がアルコール依存症の場合の死は、知らないうちに栄養失調とか多臓器不全などで寂しく死んでいる場合も多いらしい。
 おぉ~、そんなの嫌だよね。

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