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 アルコール依存症と診断されてから、自分自身の生とか死については随分考えてきたと思う。断酒が取りあえずできてるから、最近はなんにも考えないで脳天気に暮らしてるけど(笑)
 そして情けないもので、身近にそういうことが起こらないとどこかで真剣になるのを先延ばしにしてしまっている自分がいる、というか僕はそういうゆるい性格なんだし、身近にそういうことが起こるとまた急に真剣に考えるようになる。
 70歳で母が再婚した義理の爺さまが亡くなったときは、人はこうやって死んでいくもんなんだって事、亡くなった後の流れなんかも、身近で体験させてもらったけど。3年たつともう、そういう感覚を忘れて薄れてきてる。
 でも老人ホームに入居してる父が肺炎で入院したり、母の悪性リンパ腫が再燃してきたりで、なんだか心の中でざわざわっと虫がうごめいているような感じがするときがあって、でも心のどこかでまだその時期じゃないだろうって高をくくっているのもわかってるんだな自分のなかで。

 僕は久里浜病院に入院するチャンスを母につくってもらった。人生をリセットし、再出発を図るチャンスを与えてもらった。だから、人生をしっかり立て直そうと思う。まだちゃんとまっとうに生きていないと思うし、精進がたりないと思う。ひとりでゆっくりと思索する時間をつくって精進しよう。

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