watase

 アルコ-ル依存症に至るまでには長い時間がかかって飲み続けてきたわけ、だから心にも体にも日常の生活の中でたくさんの癖や習慣が身についてる、煙草の依存もにているけれど。
 例えば、嫌なことがあれば一杯そして一服、疲れたら一杯、お風呂上がりの一杯、お付き合いの一杯、朝起きたら一杯、出勤前にもう一杯、オフィスの引き出しからコッソリグビリなど多くの一杯やグビリや一服が常習犯になってくる、そして、ず~っと飲み続けるようになる、それから倒れるまで飲む連続飲酒になって、そして眼が覚めたらまた鯨飲。
 そんなかんだで、アルコ-ル依存症だとは思ってないから、ふつうの内科総合病院に入院して毒抜きして退院して、また連続飲酒、また入院。そんな繰り返し。
 断酒・禁煙して、その流れを変えなければアルコ-ルをやめ続けることにはできません。つまり、久里浜病院で自分はアルコール依存症なんだって納得して帰ってきたわけで、やっと3年半の断酒生活が経過した。

 断酒を続けるには具体的にどんなことから始めたらよいのかはその人の性格とか環境によってさまざまなんだと思う。よく断酒の3本柱といわれる基本、アルコール精神科に通院、自助グループへの参加、抗酒剤の服用と言われるけれど、僕はほとんど久里浜病院の外来へ通院だけでなんとか、信頼してる先生が独立開業してからはそっちのくりはまメンタルクリニックに月1で通ってる、Dr.宮川は話をよく聞いてくれる。
 飲んでいたときには考えられない、時の流れとともに新しい日常性ができあがってきているように感じてきてる今日このごろなのだ~。
 日曜日に久里浜同期が長野から出てきてちょっと会った、お互い元気、そして断酒に慣れてくると慢心してしまいがちだけど、はじめたときの新鮮で謙虚な気持ちと志を忘れてはいけないのだ。

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