浅田次郎「日輪の遺産」。あの「日本の一番長い日」前後の出来事を描いた小説。現在と過去を行き来しながら進むストーリー。前に読んだ時もとことんハマってしまい、終戦記念日に再読してしまった。ああ、この当代随一のストーリーテラーの紡ぐ物語はいつも読了したくなくて、もっともっと読んでいたくなる。

nichirinnews 僕らの世代の子供の頃は太平洋戦争はほんの少し前の出来事だった。東京オリンピック1964年頃にはそんなイメージは薄れてきたけれど、それまでは戦後何年というイメージで括られる時代だった。1945年8月15日終戦当時の心情的な喪失感や開放感、未来への期待感など、親達の世代から受け継いだDNAに深く刻み込まれている気がする。だから終戦記念日というと、無意識に背筋が伸びてしまう。
 大変な苦労をして、日本の高度成長をになってきた親世代も多くが鬼籍に入る年齢となった。彼らはその成果である果実はしっかりと得た世代であり、僕らこども世代もそのおこぼれを十分もらったのだけれどね。戦後66年も経てば、当然風化するものもあるのだろうけれど、語り継がなくてはいけないものもある。今年は日輪の遺産を読み直してみた。

 8月27日(土)角川映画で公開される、観にいかねば。
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