bos 浅田次郎が日本ペンクラブ会長になったんだ、んで、天切り松闇がたりを再読、天切り松が、留置場で「闇がたり」という不思議な語り、低く、抑揚のない六尺四方から先は届かないという夜盗のこわいろで皆に聞かせる哀しいお話。
 今世紀最高のピカレスク文学 伝説の大泥棒が追憶する愛と涙の裏稼業!
 
 今更言うまでもなく、ストーリーテラーとしてのこの人の実力は素晴らしいと思う。浅田ワールドに浸って、さまざまな罠や仕掛け、手練手管に翻弄される至福の時間。あたかも作者が自分の眼で本当に見てきたような情景や展開を、読者の納得できる描写にするには、地道で綿密な下調べや考察があるんだろうけれど、それだけなら学者とか研究者であって、小説家は人並みはずれた着想と空想力が要求されるということなんだろう。こういう昔気質のプロ文士って昨今では珍しい気がする。 
 早く新作がよみたい~。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村
 今月から、このランキング登録したので必ずクリックしてね。右の外側にもボタンあるからね。