最近ハマっているこの本、抱腹絶倒。著者の妻のやせるための様々な努力や日々の出来事を、どう考えても力関係が下のちょっと情けない夫の「そのまんま」目線で書き綴っていく。この夫のイメージに自分を重ねる読者は多いんだろうな。僕も、もちろんそうだけど(笑)。さらに、この人のある意味どーでもいいことを一所懸命に調査する能力というか、緻密に資料を集め整理して分析する労力を惜しまない姿勢がけなげでオカシイ。この著者の独自の妙に醒めた視線も小気味いいし、ちょっと自虐的な笑いがそこここに鏤められていて、ふふふん、とか うんうん、とか唸りながら読んでしまった。

 まぁ、妻のスケールが大きいのであった、、、。言い換えると、彼女はデブになることで他の欲望を抑えている。デブになったせいで他の楽しみが何も出来ないと自分に言い聞かせている。ある意味、意に添って太っているわけで、デブでいることが欲望の防波堤の役目を果たしており、それが年々厚みを増しているのであった。ダムに喩えるなら、決壊を恐れてダム堤を増設しているようなものである。

yase 「やせれば美人」高橋秀実(新潮文庫)   「目が覚めたらやせていた――」というのが理想、と妻は言った。不可解な女性心理を考察し続けた夫の3年間の記録。抱腹絶倒のダイエット・ノンフィクション。 様々な女性が出てくるのだけれど、やっぱり女性ってわかんね~、これを読んだ大多数の男の感想だろうな(笑)。

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