はじめて坂本龍馬という人のことを知ったのはたぶん小学生のころで、当時のベストセラー「竜馬が行く」(司馬遼太郎)をオヤジが読んでいたことがきっかけだったと思う。その時に家の本だなにあったのを読んだのだと思う。

 その頃は明治100年!ということでか幕末ブームがあって坂本龍馬暗殺についての謎が話題になっていたけれど。何回目かの今またブームみたいだw、この『文化文政あたりから幕末や明治にかけての時代』は、けっこう好きで考察したんだけど、まだ生きてる(笑) 作家では石川英輔の「大江戸神仙伝」 シリーズが大好きだな、まぁ浅田次郎は別路線でこれまた大ファンだけどね。

2011y05m05d_112347634 そして去年のNHKの大河ドラマや、この間から2009年10月クールに放送された日曜劇場『JIN-仁-』の続編が放送はじまった。ぼく的には去年の福山くんの龍馬より、今TBSの仁でやってる内野聖陽という俳優さんの方が好きだな。

 JINは現代に生きる私たちが忘れかけている「生きる」という意味の本質を視聴者に問いかけ、いつの時代でも懸命に生きる事の大切さ、人が人を想う気持ちの美しさ、そして人の笑顔の輝きを 『大沢たかお・綾瀬はるか』 が演じて良い作品だと思う、時代考証がすこし突飛だけれど、制作側が解かっていてわざとソッチにふっているので、まぁいいか。
原作がコミック漫画なのもタマゲるでしょ(笑)

 ビンラディン暗殺もそうなるんだろうけれど、龍馬暗殺の時の史料が限られているのも不思議だし、意識的に隠したとしか思えない。 幕末ってたった150年前のことなのにあまりにも混沌としているので、幕末オタクの血を騒がせるんだろうな。僕もその面白さが大好きでかってに考察するんだけれど。

 それにしても、混沌の時代なので登場人物のイメージというものがそれぞれ勝手にあって、その正しい人物像というものが判らないのだな。 ご一新で明治の世になって、講談とか小説とか、映画、ドラマとどんどんイメージが広がってしまい、正しい歴史認識っていうものが歪んでしまった感がある。

☆僕のイメージだと勝海舟は、子母沢寛作品NHK1974年大河なんだけれど。
勝麟太郎:渡哲也→松方弘樹、
勝小吉(海舟の父):尾上松緑、
坂本竜馬:藤岡弘、
岡田以蔵:萩原健一
だな、ふるっ(笑)

 あなたのイメージする、龍馬、西郷さん、土方歳三は、現代の俳優にやらせれば、だれにする?

 去年のNHKで勝海舟をやってた海援隊の武田鉄矢うじ、若い時から坂本龍馬の役をやりたかったんだと思うけどね~、ぼく的には残念だじぇれど、イメージじゃないな<ごめんネ