東京の夜がいつもより暗かった。たしかに暗いのだけれど、不便なほどじゃない。今まで明るすぎたんだな、きっと。 それに街がとっても静か、でも世界の大部分の都市からすれば 当たり前の静けさなのだろう。

 バブルのあと東京はだいぶ暗くなった感じがしていたけれど、まだ「眠らない街」って感じで異常だったのかもしれない。 夜は家に帰り夕食を食べて家族と静かに過ごす。そんな当たり前のことを僕らが忘れていただけなのかもしれない。

hu この先、当分のあいだ続くであろうこの状況がきっかけとなって、日本人の新しい生活が生まれるような予感がする。きっと太平洋戦争の「戦前・戦後」のように、「震災前・震災後」みたいな、生活の価値観の変化があるのだろうか。どっちがいいとか悪いとかではなく、「変わる」のだろうな、うん。