宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機の開発費が約148億円になるとの見通しを明らかにした。約127億円だったはやぶさに比べて、約2割増となる。原材料費の上昇に加え、小惑星に弾丸を撃ち込んでクレーターをつくる新しい探査装置を組み込むためという。2014年に打ち上げる予定だ。 文部科学省の宇宙開発委員会が開いた専門部会で、JAXAが後継機の詳細計画を報告した。機体の開発費にソフトウエアサービスなどを含む運用費約16億円を加えると、後継機プロジェクトの総額は164億円になるとしている。ロケット打ち上げ費用は含んでおらず、日本の基幹ロケット「H2A」を使うと、さらに約100億円の追加費用が発生するとみられる。JAXAによると14年に打ち上げた場合、18年に目標の小惑星に到達し、20年に地球に帰還する。
 
 日本の未来の子供達に、大きな夢を与えられる投資はケチっちゃいけないと思う。がっつりと予算化するべし。日本の経済規模からすれば、大した事ないじゃないか、と思う。こういう投資こそ国を救うのだ。下らないハコものに国のお金を垂れ流すより数段まし。