バランスのとれた人というのは、いろいろ意味で余裕のある人なのだ。バランスがとれた生き方をしていれば、視野が広がりさまざまな余裕が出てくる。人は誰でも大変な事態に直面すれば、するほど視野が狭くなる。視野が狭くなればなるほど、賢い選択は出来なくなる。このネガティブなスパイラルにハマってしまうことが悩みの本体なのかもしれない。

 悩んで悩んで悩み抜いたら、いい選択が出来て問題が解決するのかと言えば、それは全く逆で、問題に直面したら悩まずに流れに任せた方がいい結論に至る気がする。ねっ、鳩山さんがいい例だ。一所懸命本人が悩んだからといって、いい結論が出るとは云えない。むしろ首相の視野狭窄がこの国の不幸を生んでしまった。そのバランスが僕たちには難しい!

 長年大量に飲みつづけ、お酒なしではいられなくなってしまうのが、「アルコール依存症」。お酒がもとで体を壊したり、仕事や日常生活が続けられなくなることもあるのがこの依存症の怖いところで、厚生労働省が2002年度から3年間にわたって行った調査によると、成人男性の約2%、50人に1人の割合でアルコール依存症があることがわかりました。

 さまざまな依存症(薬物依存、摂食障害、ギャンブル依存症など)、アルコール依存症がこれらと決定的に異なるところは、進行すると「身体依存」になることです。一度身体依存になると、心のもち方を変えるだけでは克服できません。二日酔いでたまに朝寝坊してしまうことがある程度ならまだ引き返せます。しかし、身体依存の段階まで進んだら、この体質は一生続きます。一度やめたとしても何かの拍子に再開してしまえば、またお酒がないといられない生活が始まってしまうのです。したがって、身体依存ができた人がアルコール依存症を克服する場合には、「一生、何があっても飲まない」ということを心に誓い、断酒に取り組まねばならなくなります。

 バランス良く余裕でなんとか、お願いしたい(笑)まだ死にたく?ない? エージシュートするまで?(笑)