世界中に1万6000店舗を持つコーヒー専門チェーン店「スターバックス」が、人間らしい生活を破壊していると米フィラデルフィアのテンプル大学教授ブライアント・サイモン(Bryant Simon)氏が主張している。これは、最近発売された彼の著書のなかで語られているもので、英テレグラフ紙が報じた。

「スターバックス」の店内には、小さすぎず、大きすぎない“ちょうどいいサイズ”のテーブルが配置されており、無料で使えるインターネット回線もあるため一人の時間を自由に楽しむことができる。またテイクアウトも可能で、ちょっとコーヒーが飲みたいときに便利な一軒だ。

しかし、それが人と人とのつながりを希薄にしているとサイモン氏は言う。同店の「家と会社の中間にある第3の場所でありたい」というキャッチコピーについても「幻想だ」と一蹴する。「スターバックスでノート型パソコンを開いてヘッドフォンを付ければ、小さな個人空間ができあがる。社会に存在しながら誰ともコミュニケーションを取らないのだから、それは一人きりと同じだ」。

同氏は、9カ国425店舗のスターバックスを訪れたが人と人との触れ合いのようなものは、ほとんど見かけなかったそう。「そこで作られるコミュニティーは、非常に狭いものだ」と感じたという。また、「スターバックスの成功は、イメージと独自性による。同店のカップを持っていると成功した人、情報通の人のように見える」と指摘する。この件に関してスターバックスは、「消費者の反応をぜひ見てみたい」と話している。

ある海外の人気ドラマでも「スターバックスでノート型パソコンを開いているのは彼氏とケンカをした人」といったエピソードがあったように、“一時的な避難場所”として大活躍するのは間違いない。そういう店がまったくなくなると困るのは、僕だけだろうか。

僕は、自助会や趣味の世界で、コミュニケーションをとり、なるだけ一人きりにならないように努力したい。

PS:今度の水曜日に退棟なので、ちょっとブルーかも!

昨日のレクリエーションは、雨でミニゴルフは中止!会長のー4に挑戦したかったけど、-2止まりで残念、長野は先週ー3で廻っているので、今度は本番のゴルフでがんばります(腰を直さなければ)、とりあえず、キックベースとバドでながしておきました。