冬至を過ぎると少し嬉しい。夏至を過ぎると悲しくなる。夏は好きな季節だけど、最近の夏は地球温暖化で亜熱帯化して相当あつくるしい。しかしそういうことは関係がない。暑いのと寒いのと、どちらが過ごしやすいか、といった問題でもないのです。
冬至を過ぎると、日がどんどん長くなるのが嬉しい。
ここが山の頂き、ここが谷の底とはっきり分かっているのなら、山頂よりも谷底のほうが好き。これ以上は日が短くならないという事実に心が励まされるのです。
まぁ山頂よりも谷底に安堵するのが僕らしいメンタリティであり、アルコール依存症として僕のパーソナリティであるのかもしれない。アル依の関係で底つきは十分に体験したことだしね(笑)
底つきというのは酒の魔力にギブアップすること、酒の誘惑に対しての無力さを受け入れるということ。
僕らは酒を飲みながら人間らしく生きることはできないし、酒をやめなければ生きていけない。底つきは知識として知っているだけでは効果を発揮しない、本当に酒を卒業できていれば申し分ないけれど、長年に渡ってできた心と脳の習慣は簡単には変わらないからね。
まぁそんな感じで冬至の時期に底をついたと言うか、今年もなんとか無事に通過できそうな安堵感というかねぇ。
そういうわけで毎年冬至を過ぎると少し心が明るくなる。緑内障ぎみの眼で暗くなる夕方に運転するのがイヤということもある。
そして、クリスマスがくる。子供の頃から今に至るまで美味しいものを罪悪感なしで食べられる日だから好き。
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