アルコール依存症日記 2009久里浜の夏から

久里浜アルコール症センター 東6病棟492期 since2009年9月12日

2018年08月

jm

 お酒が相当強い人でも、普段は飲まないでふつうに生活してる人がけっこういます。だからお酒が強いからといって毎晩大酒飲んでいるというのは、そこにはお酒を飲みたい何かの理由があるはすなのです。何かから逃げる為に飲むとか。
 日本は酒について科学的に語ろうとしない国民性があって、お酒に強いことを褒めたり、無礼講が許されたり、酒の席のことと言えば失礼があっても罪にならなかったりします。
 国によっては反対にお酒が入っていたとなると罪が倍増するところさえあります。日本はお酒に強い人にとって自制が効きにくい国と言うことになります。
 適量というのがどのくらいかと考察して、厚労省の定義とかをみても自分で判断するのは難しい。お酒に強い人はストレス発散方法をお酒以外に作ることを真剣に考えた方がいいと思います、それがアルコール依存症の予防になると思いますから。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

kuma

 飲酒の習慣があれば性格や学歴、職業、性別にかかわらず誰でも依存症になる可能性があります。原因は単純ではありません、多くの要因が複雑に絡み合っています。アルコールの分解が良いか悪いかという体質、幼児期の家庭環境、飲み出したころの学生時代や就職したころの周囲の飲酒環境、職場や家族などの人間関係とストレスなど、様々なものが関係しています。
 なんらかの生きづらさを抱えている人が、酔いで気分を変えたり、心の痛みを和らげていくうちに、依存症になることもあります。
 依存症のもとには人間関係の課題や不安があるようです。例えば自分に自信がない、人を信じられない、本音を言えない、見捨てられる不安、孤独でさみしい、自分を大切にできない等々。安心できる居場所や仲間が、回復には欠かせません。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

te

 久しぶり行ってきたけど青い海と山の緑、素晴らしい環境にあります。やはり入院するなら夏がいいです。
 平日の11時頃、さすがに9年たつと知ってる看護師さんいませんが、ドクターは頑張っているみたいで樋口院長がウロウロしてたり木村先生の名前は懐かしい感じ。体育館のドアが開いていてレクリエーションをやっていたけれど、再入院してるような知ってる顔はいなくてホッとしたりして。
 久里浜病院でやっていることは、西下病棟での安全な解毒治療と身体疾患に対する治療、そして東6病棟に移り開放的な環境で、自主運営的な組織のなかでアルコール依存症についての正しい知識の吸収、酒害体験の掘り起こし、認知行動療法、自助グループへの通い方、家族の回復に向けてのお手伝い。そして自分がアルコール依存症だとなっとくすること、本格的な断酒に向けての指導ですね。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村
 

hey

 自分の飲み方はやばいなと思い始めたときがありました。例えば、飲みまくった次の日、知らない場所で目を覚ますことが増えるとか。起きたら身に覚えのないケガをしているとか。そういうことが続くと、自分の飲み方はやばいんじゃないかと思うわけです。でも、そこからさらに飲んでいると、俺は大丈夫だアル依存じゃないという自覚に変わるんですよね。不思議なことに。
 ここまで来ると、症状が確定している状態ですよね。そして、どんどん自分がアルコール依存症ではない、という証拠を集め始めるんです。
 例えば先週月曜日は飲まなかったとか。火曜から日曜までは飲んでいるんですけど、依存症だったら、毎日飲まずにいられないはずだ。1日飲んでいない俺は、アル依存ではないと考える。でもそれは、単に体調がわるくて飲めなかっただけなんですけどねぇ。
 その体調がわるくて飲めなかった日、もう二日酔いどころじゃなくて、水も何も飲めない状態になるんです。何を口に入れても吐いてしまう。だから、点滴をうってもらうしかなくなるんです。結局のところ知り合いが医院長の総合病院に入院して点滴。退院して、また底付きして再入院。そこまでいってもアル依存じゃないって言い張るんですよ。これって、性格が曲がっているから否認するとかそういうことじゃない。おそらく、アルコール依存症という病気のメカニズムのひとつなのだと思います。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

neko

 台風がやたらとやって来るせいか、お盆以降は涼しい日があったりして少し楽になりましたね。
 こう暑いと、生ビールとか少しくらいなら飲んでよいのではないかと思いますよね。アルコール依存症の人は何が何でも飲んではいけない、このことを認めるまでに時間がかかることが多いのです、飲み過ぎないようにすればよいという節酒論が抜けないのです。
 上手に飲める方法を探して様々のことを試してみるけれど、一時はうまくいくことがあっても最終的に、結果としてはヘロヘロ底つきで飲み過ぎてしまうわけですね。
 酒が教えてくれると言います、重要な言葉です。飲んでどうにもならなくなるという経験を通してしか、この考えが変わらないことを教えてくれるんですよ。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

16

 お酒を飲んで暴れたり記憶をなくしてブラックアウトするよりも、酒を飲まないで他のことでストレス発散をしたり、勉強に時間を使いたいという感覚の人たちが増えてる。酒を飲めないのではなく、飲まない連中が増えているそうです。基本飲むにしても1~2杯で切り上げるのでお酒を飲むことで、ストレスを発散するという時代ではなくなってきたようです。
 確かにお酒を飲まないのは経済的でもあり、健康的でもあり合理的なのかもしれません。でも僕らからみれば、ちょいと寂しいし、つまらない人生なのではと感じます。あの酔っ払いの醍醐味をしらない人生なんて、、、、。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

pu

 加齢と共に物忘れをするようになります。それは別に仕方がないのだけれど、問題なのは年を取って物忘れをするようになると、ああ、俺も年だとかマズい、ボケてきたかもなどと考えてしまうことである。
 必ずしもそうではないと思うんです。僕の場合に限れば、結構若いころからいろんなことをころっと忘れてしまっていたのだ。まぁアルコール依存症との因果関係はわかりませんが、読んだ本とか、時間が経つとほとんど何も憶えていなかったりする。本だけではない。自分の言ったことを憶えていなくて相方に咎められることはしょっちゅうだし、それ以外でも日常的にいろんなことを忘れていたりするのだ。
 だから、むやみにボケたなどと悲観することはないですよね、若いころから結構ボケていたのですからね。そういう考え方で生きるのも、ひとつの型なんではないかと思っている。ま、こんなこと書いたこともいつまで憶えているか分からないけれど。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

ga

 毎日が猛暑だと鬱々とした気分がどんどん内側に溜まっていくような感覚、お盆がすぎて少し涼しくなってくれればよいのですが、外を歩くだけでも汗だくでダイエットどころではないです。この時期は暑くて食欲もなく、たくさん汗をかくのでやせると思いがちだけど、実はそれは昔の話。猛暑でも屋内で快適に過ごせる現代、活動量が減るのに食べる量は減らないから、むしろ夏に太ってしまう人も珍しくないのだそうです。
 アルコール依存症が進行すると最悪です、身体依存になるとまったくやっかいです。心のもちかたや生活習慣を変えるだけでは克服することはできません。一度やめたとしても何かの拍子に再開してしまえば、またお酒がないといられない生活が始まってしまうのです。したがって、身体依存ができた人がアルコール依存症を克服する場合には、何があっても飲まないということを心に誓い、酒のない生活に取り組むまなくてはなりません。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

mons

 30年前の日本では禁煙席は珍しかったし。新幹線でも飛行機でも、中で自由にタバコは吸えた。タバコがそこまで悪いと言う社会常識は当時はなかったので、喫煙者にはとても自由な状況だったのだ。それが規制や条例ができて、あっという間に現在のような状態に愛煙家は追い込まれていった。
 ある調査から数字を引用すると、日ごろお酒を飲むと答えた人は男性で7割、女性は4割程度らしい。30年前のタバコと結構状況は似てるみたい。日本は飲酒による迷惑に対して社会的にも法律的にも寛容な文化が残ってる。しらふだと訴追されるような暴力犯罪でも、深酒で酩酊状態の人が起こした場合は不起訴になったりする。それと比較すれば、欧米では酩酊して他人に迷惑をかける人は、その時点でアウト。
 公共の場所において酒気帯びはセーフでも酔っ払いはアウトという欧米流の考え方が社会常識になれば、酔っぱらったサラリーマンが帰宅の電車に乗り込んでくるのも、今はふつうだけど、いずれ規制される世の中になってもおかしくはないかも。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

wan

 色々と問題が起こっているのに、なぜにアルコールを飲んでしまうのでしょうか。自分でもわかっているのに飲む量を減らすことができないのでしょうか。意思を超えて脳が酒を要求していて、それにあらがえないからですかね。
 脳内の変化は見えないから、自分がこの病気になったことをなかなか自覚できず、失敗を繰り返して重症化していきます。
 酒量を減らしたり急に飲むのをやめたりすると、手が振るえたり眠れなくなったり落ち着きがなくなったり、ひどい場合は幻覚がでたりけいれんを起こして倒れたりすることがあります。この離脱症状があればアルコール依存症にまず間違いありません。
 周囲からあれこれ言われても自分は違うんだ、酔った頭で考えていると自己中心的になっていきます。自分は正しいのに理解してくれないのは周囲が悪いからだと思い、いつも頭の中で何かを責めたり怒りが心の中をしめていきます。アルコール依存症は精神病です。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村
 

neko

 立秋は8月7日、そしてお盆ですね、暦の上ではもう秋。この日を境に暑中見舞いが残暑見舞いになるという。それにしてもお暑うございますなぁ。今週も不安定な天気に翻弄されたそうな空がまだまだ続く感じ。日本は亜熱帯気候に入ったと思ったほうがいいかもね。
 気の合う仲間と楽しくお酒を飲むことは心の健康維持に大切なこと。ほんのり顔を赤くして、いい気分になって、ちょっと緩々な気持ちになって、普段なら言えない心の内を吐露し合ったり、仲間のいつもと違う表情を楽しんだり、とても素敵な時間だし、すごく楽しくて良いお酒の楽しみ方ですね。
 僕らは一生禁酒ですが、アルコールなしで色々と楽しめる自分を見つけることは出来きてる、ミネラルウオーターで相方とのディナーも楽しめるようになった。そんな感じ

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

cats

 飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇いとまがありませんね。そんな中でも酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのがアルコール依存症です。
 単純に飲酒量で、ここからが依存症などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その人の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤などさまざまな問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症ということになります。
 具体的には、飲酒したいという強い欲望・強迫感がある。飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難。禁酒、減酒の際に離脱症状がある。明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている。といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断される。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

s

 悲しみの果てに 何があるかなんて 俺は知らない 見たこともない ただ あなたの顔が 浮かんで消えるだろう
 涙のあとには 笑いがあるはずさ 誰かが言ってた 本当なんだろう いつもの俺を 笑っちまうんだろう Oh yeah…
 アルコールには脳の中枢神経のはたらきを抑える性質があります。理性をつかさどる大脳新皮質のはたらきがにぶくなり、そして脳内の本能や原始的なはたらきが活発化してきます、一時的に素の自分が出てくるようです、もっと飲めば興奮状態が進んでいくということが酔いというものです。
 酒を飲むと解放感を感じ、ストレス解消効果が得られるということですんね。しかし、さらに飲み続けると血液中のアルコール量が増え、小脳などの部分もマヒしはじめ、酩酊、泥酔状態になっていきます。そして呼吸をつかさどる延髄にまでマヒがひろがると、最悪の場合は呼吸が止まり死にいたります。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村
 

aoi

 あとの人生で何をするか、次の世代のために何ができるのかという感覚は、もっと年を取ってから、たとえば大病を患って死の淵から何とか回復したけど先がない、みたいな感じのときに考察するものだと思っていたんだ。
 僕もアルコール依存症という病気でもう死んでいたかもしれないところから生還したんだなとしみじみ考えます、久里浜に同時期に入院してた奴が何人か死んだみたいなウワサも聞えてきてるし、本格的なアルコール依存症男性の平均寿命は52歳、この秋で59歳になるんだけど、良かったなと心から感謝する。
 今の自分にそういう感覚がしっかりあることに、ちょっと驚いてる。多分若い頃には全く見えていなかった死というものを少し近くに感じているのかも。夜空の星ほど遠かったものが、富士山頂くらいに近くなったというところだろうか。いつかは死ぬとは思っていても、まだまだ余裕という感じ。すけべな心も残っているし、ゴルフで色々とやっつけたい気持ちはたくさんあるからね。
 人間のゴールって、普段から考えているところにはないのかも。ゴールなんて考えてなかったけれど自分で設定すればどうなのかしら、遠くを見て、広く見渡して。いずれにしても、大きく広く俯瞰できれば面白いことが待っているように思う。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

miti

 あることをやめられなくなってしまい、人間関係や社会生活に支障を生じたり、体を壊すようになっていく病的状態が依存症。
 酒の場合、ココロが依存してしまう精神的依存と、手が震えるなどの身体的依存に分けられ、医学的な意味でのアルコール依存症を簡単に見極める方法としては連続飲酒・アルコール離脱症状のふたつがそろった状態と考えられています。
 晩酌で毎晩ビール1本を飲まないといられない、依存症ではありませんね。酒で色々と迷惑をかけだしたり、仕事に支障が出たり、体を壊しているのにそれでもお酒を減らせないという問題が出現する状態であれば、それはアルコール乱用ということになります。
 毎晩泥酔して帰宅するなどは依存症の範疇、これはアルコール乱用からプレアルコール依存症とも呼ばれ、本当のアルコール依存症に進んでいく途中かもしれません。この先は個人差もあるのだろうし、その人の運かもしれませんね。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

oh
 ブラックアウトは、脳の中にある記憶をつかさどる海馬との関わりが深いと推測されています。その特徴は本人には記憶がないのに、周囲から見ると普通に行動していると思われることですね。
 詳しいメカニズムは現在のところ分かっていませんが、一過性全健忘、丸一日程度の記憶がなくなる疾患と症状が類似していることから、ブラックアウトは海馬の障害が原因ではないかと推測されています。アルコールの脳内濃度が一定以上になると海馬の神経細胞がその働きを失うと考えられます。そして記憶を脳の中で形成することができなくなった状態がブラックアウトといえます。
 海馬は大変な状況になっているのに、脳内では空間的な認識をつかさどる中枢部分や言語中枢は働いているために普通に会話したり、家に帰ったりできるのです。
 本人には全く記憶がなく不安なのだが、周囲に聞くと普通だったよと言われることが多い。またやっちゃった~と笑っていられるうちはいい。しかしブラックアウトを頻繁に起こすことによるリスクがあります。ブラックアウトを頻繁に起こしている人は、記憶力そのものが徐々に低下する可能性があると言えます。またアルコール依存症はもちろん、アルコール性の認知症にも関係してくるので、注意が必要です。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

hatyu

 生涯アルコールを口にしてはいけないというのがアルコール依存症の治療の基本です、医学的に大原則なのです。一口でも飲めば必ずアルコール依存状態に戻ってしまいます。
 当然断酒は苦痛です。患者としては否認して、あの手この手で酒を飲むために都合のいい考えを主張するようになります。そもそも現実を見るのが苦手な人が酒に逃げるために生まれる病気といっていいわけですから、アルコール治療とは、まさにここを認められるかが非常に重要だと言っても過言ではありません。その現実と向き合わなければ治療は始まりません。
 酒が教えてくれると言います、重要な言葉です。飲んでどうにもならなくなるという経験を通してしか、この考えが変わらないことを教えてくれるんです。完全断酒を目指さない限り、アルコール依存症はどんどん進行していき辛い結末が待っています。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

beer

 問題が起こっているのが解っているのにアルコールを飲んでしまう、わかっているのに飲む量を減らすことができない。それは病的な飲酒欲求の回路スイッチが入りっぱなりしになっているからですね、まぁ意思を超えて脳が酒を要求していて、それに抗うことが出来ないからです。
 自分がアルコール依存症を発症していることに気づかない事が問題で、自覚していても何も出来ない、そして失敗を繰り返して重症化していくんです。自分の場合はもともと高慢だった、決めつけたり凝り固まった考え方だったとか、それが大酒によってより強化されていったのだと、この頃わかったような気がします。まったく気づきせんでした。酔った頭で考えると、どんどん自己中心的になっていきます。自分は正しいのに理解してくれないのは周囲が悪いからだと思い、いつも頭の中で何かを責めたり怒りが心の中をしめていました。アルコール依存症は精神病でもあったのです。
 生きづらさやバランスの悪さに目を向けるのは、とても苦しいことだけど、今でこそ自分の感じたことを素直に言葉したり、ようやくこれが自分なんだと受け入れることが少しできるようになった気がします。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

mons

 お酒に対するブレーキが壊れています、現在の医学ではこの壊れたブレーキを修理する方法はないそうです。 もう上手に飲むことはできないので断酒するしかありません。チーズが牛乳に戻ることが出来ないのと同じで、飲酒のコントロールを失った人間は二度と飲酒をコントロールできないのです。同じことを繰り返し、断酒しない限り必ず死に至ります。
 治療の中での最終章として長期間続けていくのが心の強化と心理社会的な治療です。本人の断酒しようとする気持ちを維持し支えるために飲まない習慣を身に付けること。良好な人間関係を構築して維持していくこと。生活上のストレスに打ち勝つこと。そして長い年月を経てようやく安定した断酒生活を送ることができるようになるのです。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ