アルコール依存症日記 2009久里浜の夏から

久里浜アルコール症センター 東6病棟492期 since2009年9月12日

2018年07月

F40

 発症年齢とか、そこまでにいたる経過は人それぞれですね。でも、治療しないでほおっておくと、アルコールが原因で体の病気や、生活の中で社会的な問題を併発しながら長い時間をかけて、ゆっくりと進行していきます。
 ふり返ってみれば、30歳過ぎから予兆はあったと思いますが、本人は自覚がない。30~40代は飲みすぎが原因の内臓疾患などで内科をよく訪れ、段々と進行して僕は49歳の夏に久里浜病院に入院しました。
 ほぉって置けば死に至ることが多いです。問題飲酒で健康をそこない家庭を壊し、仕事をなくし金もない。持っていたものはすべてなくして死んでいく。怖いよね。
 でも断酒を続けることによって、健康で楽しい生活を送ることは可能です。ぼくの場合入院時の血液検査でγGTP1,300から今は25とかで普通の人、飲まなければ当然なんだけど逆に脂質系の数値が上がっていて、そっちを注意するように指導されてる。BMIが25、この暑さでも食べれば太るわけですね。

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pink

 酒が好きで好きで大酒を飲んでしまう、仕事や人間関係のストレスを酒で紛らわすために酒を飲まずにはいられない。子供の独立による生きがいの喪失、定年で社会から取り残された空虚感などがきっかけとなり、好きでもない酒を酔うために飲むことでアルコール依存症になってしまうことも。それぞれに色々ときっかけはあります。アルコールを過剰摂取し続けると脳が酔いの状態に適応してしまい、残念ながらその状態は生涯もとに戻ることはないとされています。
 毎日飲んでいることで脳など中枢神経がアルコールに強くなり耐性ができます、血中アルコール濃度が高くても酔いにくくなります。すると、以前と同じ飲酒量では同じ酔いを感じることができないので、より多く飲まないと満足できなくなります。それを繰り返すことで飲酒量が増加していき、身体に様々な障害が出てきます。とくに年をとって体の代謝能力が衰えてくると、身体が処理できる量は少なくなり、しかし脳が求める量は以前とかわらず多いので、身体への負担がさらに大きくなります。
 肝臓はアルコールによる直接的な毒性や、アルコール代謝に忙しくなるために脂肪の代謝まで手がまわらないことから脂肪肝になり機能が低下していきます。アルコール摂取によるビタミンB類やチアミンの欠乏により神経系がダメージを受けるとアルコール性痴呆に進んでいきます。コルサコフ脳症、糖尿病、性機能の障害、痛風、各内臓のダメージ。
 泥酔では不慮の事故に遭いやすく、アルコールが切れたときの抑うつ状態は、ときに自殺につながります。

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hypes

 家族がいる場合は、ご家族と同伴で行くのが一般的です。最初は患者本人のみ、その後ご家族と一緒に、または入れ替わって面談は約40分~1時間行われます。誰もいなければ、一人でも問題はありません。
 初回の面談で専門医からは、患者自身が飲酒に対して問題を感じているのか、問題として感じているなら、どのような問題として捉えているのかをヒアリングされます。
 さらに、そのような状況に陥った背景やエピソード、幼少時代の自身の振り返り、治療に対する抵抗感等を、答えやすい順番で質問されます。看護師とのヒアリングになる場合もあります。
 初回の面談では、専門医も患者との信頼関係を構築することに配慮していますので、いきなり飲酒行動を責められたり、圧迫感のある質問を立て続けに浴びせられるようなことはありません。

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kan

 アルコール依存症の回復率はあまりよくありません。本人にも周囲の人にも病識が薄いのです。
 必要なことはアルコールに対して無力であることを認めることです、酒に対しては自分の意志が及ばないこと。そして助力を求め、それを受け入れることです。しかしボクたちの多くはそれを嫌いました。嫌っているうちに時間は過ぎていきました。人生はその人のものです。それを酒に費やすのも自由でしょう。ですが、大切なものを失っていくのもアルコール依存症です。
 助かりたい。アルコールから抜け出したいという思いが何よりも大切なのです。どうするのか、それは医者が決めることでも、家族が決めることでもありません。自分自身が決めることですから。

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gyao

 アルコールは合法的なドラッグとも言えます。日本ではドラッグとさえ認識されず百薬の長とか社会の潤滑油といった言葉でもてはやされ、コンビニで何処でも誰でも手に入れることが出来ます。
 日本の飲酒人口は7,000万人とも言われ、若年者や女性、そして退職後の中高年層を含めて増加傾向です。その中でアルコール依存症と診断がつくとされる者が少なくとも400万人はいるとされている。しかし、精神科を受診してその診断を告げられて治療しているのはごく僅か、ほとんどのアルコール依存症は潜在的な患者として存在しており、アルコールの恐怖を知らないまま今日も飲酒を続けています。

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wan

 しかし暑いぃ~、この理不尽な暑さにたいする愚痴の持って行きどころがありません、正真正銘の季節は夏ですからね。亜熱帯東京での我慢の日々が続く。あ~ぁ暑い季節は好きだったはずなのに、体力が落ちたのか酷暑にたえられるのだろうか、なんだか自身がなくなって弱気な夏になりそうな予感。
 アルコール依存症では飲酒について指摘されたときに、全然飲んでいない、そんなに飲んでいないなどと、飲酒そのものや飲酒量を否認する傾向があります。飲酒問題を自覚していないことや、ごまかそうとすることがその理由です。
 自分は不幸な人間だと自分を憐れむこと、自己憐憫も飲酒量を増やす理由の一つと言われます。あの仕事がうまくいっていれば、あいつのせいでなどと言い訳し、だから飲むんだと飲酒を正当化することもよくみられます。
 酒はいつでもやめられる、酒をやめるくらいなら死んだ方がましだ、やめられるはずない、今度は上手な飲み方ができる、どうなったっていいなど、あきらめや開き直り、誤った認識などもよく耳にします。
 問題飲酒をしていることや、酒を中心とした思考・行動をしていることに気づくことが大切です。

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mini850

 習慣的な飲酒はアルコールに対する耐性をもたらします。飲酒を始めたころには少量のお酒で気分よく酔えていたのが、徐々に酒量が増え、酔った感じがしなくなってくるのです。さらに、家庭や社会生活に影響があっても、気にすることもなく、飲酒量がいつも以上に増えたり、飲む時間や飲む場所を気にしなくなるのです。
 この状態でさらに飲酒を続けると自分の意思が働かなくなり、ほどよいところで止められなくなります、これがアルコール依存症です。このような状態に陥ると家庭では離婚する、職場では退職してもらう、周囲から命にかかわるなどといわれても飲酒をやめられず、ほぼ毎日数時間おきに飲むようになります。そして、さらに病気が進行すると、目を覚ますと飲み始め、酔うと眠り、再び目覚めると飲み始めるという、連続飲酒を起こすようになります。
 アルコール依存症はそれ自体の根治は望めませんが、専門医療機関で適切な治療を受けることで、断酒を継続することは可能です。その面からアルコール依存症は回復の見込める病気だといわれています、専門医療機関での治療をできるだけ早期から受けることをおススメします。

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abc

 飲む時間が待ちきれず、夕方になると仕事に集中できなかったり、イライラしたりするのはアルコール依存症の初期症状の一つです。アルコールがないと物足りない(精神依存)だけでなく、体がアルコールを欲するようになるので(身体依存)、だんだんと飲むことが生活の中心になっていくのです。
 イライラや焦燥感は、アルコールが体から抜けてくるときに起きる早期離脱症状の一つ。この他には、発汗、微熱、下痢、吐き気、不眠、手の振るえなどがあります。こうした不快感は飲酒後数時間~半日後に出現するもので、放っておけば2~3日で消えます。けれどもアルコール依存症者は、この不快な症状を手っ取り早く消す方法があることを体験から学びます。それは、飲酒すること。アルコールさえ入れれば、イライラはすっとおさまり、その他の不快な症状も噓のように消えるのです。そのため、朝や昼から迎え酒をするようになり、病気を進行させてしまします。
 迎え酒に心当たりがある方は、後期離脱症状である幻視(見えるはずのないものが見える)、見当識障害(自分のいる場所や時間が分からなくなる)などが出てきますので早めに専門医療機関を受診しましょう。

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izo

 何かにはまって、我を忘れてしまうことは誰にでもあることです。ですが、依存症になるまではまってしまう人と、ほどほどでやめられる人の違いはどこにあるのでしょうか。その違いは心の状態にあることが多いようです。依存症の人には、たとえば次のような特徴がよく見らるそうです。
 いつも自分に満足できない。日ごろから強いストレスを抱えている。いつも孤独を感じている。強い劣等感を持っている。
 心がいつもこうした状態にあると、そのつらさから逃れるために、お酒やタバコ、あるいは買い物やゲームなど、自分が夢中になった対象に傾倒していきます。そして、いつしかそれがなければ、平静でいられなくなるのが依存症です。
 依存症を克服するには、その対象から距離を置く、特にアルコールやタバコ、ギャンブルなどは完全に断つことが必要になります。それと同時に、何かに依存しなければ平静を保てない自分の心の状態と、向き合うことが必要になります。
 この作業は自分や家族だけの努力ではとても困難です。とくに家族など周りの人が手を貸すことで、それに甘えて依存がさらに悪化することもあります。したがって自分の意志ではやめられないほど、強い依存の状態であれば、医療機関での治療が必要です。

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twitter

 スマホネイティブ世代の新しい情報行動は2つあるらしくて、ひとつはとりあえず貯める、もうひとつは自然に貯まるようにするとのこと。情報が溢れてカオス状態になってしまった今、都度検索などせずに、情報を引き寄せるようになったと言うのです。
 一番驚いたのは、twitter で気になるつぶやきを見つけたら、保存のためにリツートをするという人がいることでした。僕らが twitter を始めた2009年ごろのリツイートは自分はこんなに共感した。これをみんなに伝えて共有しようという感じでした。今の若いユーザは単に自分のメモとして使っているのだそうです。
 twitter を始めたとき、間違いなくそれは自分のための何かではなくコミュニケーションのための新兵器でしたよね。自分と考え方や感じ方が合う新しい仲間をタイムライン上に探し、また自分を見つけてもらうために適度に偏って主張してた、それは全て他の人と繋がるための心がけでした。多分そんな心構えで twitter をやっていても、ちっとも響かないんでしょうね。
 ためられる情報か、捨てられる情報かのいずれかに分けられて、背後にいる個人の存在は関係がないみたいです。

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vw

 口から飲んだアルコールは、喉を通って胃に入ります。本来、胃は消化をするだけで何かを吸収することはないのですが、アルコールだけは例外。飲んだアルコールの10~20%は胃で吸収されます。その時に同時に水分も吸収されます。これビールが水以上に大量に飲める理由の一つなんです。
 胃にもアルコールを分解する酵素があり、この酵素の活性が低い人はアルコールが直接胃に作用してしまうので下戸になりがちです。胃で吸収されたアルコールは一部分解され、肝臓へ向かいます。胃で吸収されなかった残りの80~90%のアルコールは、小腸で吸収されて肝臓へ向かいます。胃や小腸から吸収されたアルコールは、肝臓でアルコールを分解する酵素によりアセトアルデヒドになります。さらに、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きで最後には酢酸となります。酢酸は血液によって全身をめぐり、筋肉や脂肪組織などで水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。
 大量の飲酒を続けていると、しだいにお酒を飲まずにはいられない状態になります。これが、アルコール依存症です。今夜だけはお酒を飲むまいと思っても、夕方になるとつい飲んでしまう。適量でやめようと思っても、いつも限度を超してしまう。そしてお酒が切れてくると、イライラ、手の震え、寝汗、不眠、ついには幻覚症状があらわれるようになります。こうなると、家族にあたりちらしたり、仕事でミスをおかしたり、人間関係がうまくいかなくなったりします。
 アルコール依存症の治療には断酒しかありません。しかし、本人の力だけでお酒をやめるのは至難の業。家族や周りの人たちが、断酒を成功させる環境作りに協力することが大切です。

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sirokuma

 検索って自分の興味あることを調べるということなので、偏った情報の過剰摂取を加速させます。たとえば子育て、学校、教育みたいな情報に興味ある人が、検索などによって情報肥満したあげくモンスターペアレンツ。それを是正するような情報や常識をバランスよく摂取しないですからね。
 趣味とか興味ある娯楽の世界なら頭でっかちになっても人畜無害、物凄く映画に詳しい人とか、ぶらタモリのように地質や地形が好きとか、面白い人達がたくさんいます。
 バランスが悪い人達は、常識がわからない、彼らの中の普通が偏っているのですから。だからいろんな分野でモンスターが跋扈する。狭量で自分勝手なクレーマーがたくさん育つ。
 政治分野でも自分の正義を信じて疑わないモンスターがいますよね、そう社民党を見限って立憲民主党の幹部顔してる大阪のオバちゃん、なんでも反対すればいいってわけナイでしょ、嫌いです。いまどきの正義は多面的なはずなんだから、たったひとつの正義なんてどこにもない。だから妥協と落としどころが必要なのにね。

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kujira

 自分の間違いを人に糾されるのは厭なものです。酒の飲み方についての意見を喜んで受け入れることはなく、素直に従うことも難しい。言っていることはもっともであったとしても、あなたには言われたくないというのがたいていの心情。まぁ自分だけは大丈夫と思っていますからね。
 断酒を始める基本は自分自身で決めること。主体的な行為であって他者から強要されるものではないし、受け身で取り組む感じではありません。悩んでたくさん自問自答するべきです。そして自分で気づくことが、一番最初のステップ。

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usa

 悩みの解決方法をネット検索する背景には、相談相手がいないとか、人には知られたくないとか。誰だってアルコール依存症の相談なんて人に知られたくはありませんね。
 ひっそりと一人で解決策を求めていても限界があります、いくらネットで解決したとしても、現実は違ったりして深みにハマってしまう、何より誰にもわかってもらえないストレスだってありますからね。家族に相談と言っても、身近な人だからこそ話せない悩みもあると思います。
 実際に身内が心の病気に罹っててしまうと、どうして良いかわからず困ります。そんな時、専門性があって、病気をそのまま受けとめてくれる所があればと思いますよね。日本は意外に良い国で、それなりの機関にそこを信頼して相談すれば、結構それなりのサポートがうけられ、なんとかなる場合が多いみたいです。とりあえず精神科、メンタルクリニックに行ってみるのが一番だと思います。

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coror

 関東では梅雨明けですが各地で大雨が降っています。河川の氾濫もところどころで起きているようです。自分の内面を見つめて掘り下げてみると、色々なことに無関心になってきているんだと思う、なんだかメンドウクサイ、世の中なんてこんなもの、たしかにそう言う方向に心が向かっている。
 自分についてと考えることが時々ある、人生は極私的な個人体験であるけれど、人との関係や社会とのつながりあって初めて成り立つものと思います。
 歩む道の状況やその環境で気持ちよく進む時もあれば、風でよろめく事もあるだろう。雨の日もある。出会う様々な人たち。
 それらの影響を受けながら日々生きている、やはり上を向いて歩くことにしよう。

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skay

 隣の庭に枇杷の木が沢山あって実がなりはじめてる、東京の大田区ですがこのビワを食べにくるハクビシンがうちの天井裏に住み着いて大騒ぎをしたことがあった。
 桃栗三年、柿八年のあとに、ビワは九年でなりかねる、梅は酸いとて十三年、梨の大馬鹿18年。まぁ地方によって色々とあることわざだよね。
 もうすぐ久里浜入院記念2009.7.30だから9年になるのです。枇杷は九年でなりかねるとは、何事も年数が必要だということ。そういう事さぁ~

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moon

 東京は梅雨が明けました、7月初旬だというのに猛暑がつづきます。九州は豪雨で大変な事態、東京はじっとり蒸し暑い平和な夏、季節のうつろいは気紛れなもの。そしてこの夏もなんとなく例年通りに過ぎてゆくんだろうな、気が付いたら秋にワープしてたみたいな感じで。
 人はぞれぞれ個々の人生の中で生きている、そんな日々カオスのなかで色々なものごとが起こる、それぞれが悩んで考えて、個々のキャパシティの中でなんとか心の均衡をたもって生きている。
 精神病院に入院していた過去を持つ自分、今は幸運に恵まれた時間を生きています、だから今日も天に向かって感謝する。この夏は月が二つ見えているパラレルワールドで青豆と天吾に会えそうな予感、飲むなら炭酸水にしておきますね。
 
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 ヘロヘロの最悪で久里浜病院に入院したのは2009年7月末、あれからもうすぐ丸9年。あの時期に久里浜に入院してた患者は何人の人たちが今生きてるんだろうか、前後100人程はいたはずだけど、なんとなくあの人は死亡したと、30人くらいかな。知ってるだけで3割近くだから半分くらいはもう死んでるかもしれません。死亡平均年齢52歳っていうのもうなづけます。
 死因は栄養失調で多臓器不全か癌、酩酊状態で事故死、将来に悲観して自殺。僕だって入院しなければあと少しで死ぬところでした。
 アルコール依存症は余命宣告とかはありません、死亡率が極めて高い割に患者自身には危機感があまりないんだよね、酔って考えられないですから。
 だから、断酒が何年かできているなかで、ふっと気が付くとその怖さがわかってくるということなんですね。毎年この季節になると入院していた当時のことを懐かしく思い出す、みんなはどうしてるんだろか。

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neko

 梅雨が明けて7月になりました。そして関東地方はもう猛暑です。天気予報はあてにならないと思っていたけれど、このごろの予報確率は素晴らしいと思います。天気予報を見るのが好きな人って多いですね、その理由はこれから迎える、何もわからない未来に対して可能な限りの予測をして確定をしたいんだろうと考察してます。
 アルコール依存症の人と限らず、お金のこと、家族のこと、健康のこと、自分の将来をいろいろ考えていると、この先に決まっていることが案外少ないように思えて、これからいったいどうなるんだろうと不安になります。
 未来とは、まだやって来ていない見えてない世界だから、見えないことに対して不安なのかもしれませんね。特に精神を病んでいるアルコール依存症の僕ら、飲んでしまったら自分はいったいどうなるのか、よく言われるように一杯やったらそれっきりになってしまうのだろうか。それって不安ですよね。

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