アルコール依存症日記 2009久里浜の夏から

久里浜アルコール症センター 東6病棟492期 since2009年9月12日

2018年03月

color

自分のよいところを具体的にあげられる
自分の弱さを人に見せることができる
自分の間違いを許せる
自分がリラックスするための方法を身につけている
楽しい、おもしろい、とわくわくできるものが何かある
自分の心身の健康に責任を持ち、自己管理している
自分を不当に扱う相手に対し、ノーと言ったり距離をとることができる
必要な休みを自分のために確保している
自分なりのおしゃれやライフスタイルを楽しんでいる
よくやっている、それでいいと心の中で自分に声をかけている

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blue

 かさ張るコートを脱ぎ捨てて身軽になる季節ですね、だけどコートで隠れてた体型の膨張、半袖ポロシャツなんて最悪だもんね。
 今頃の季節は毎年書いてるけれど、痩せねばぁ~。
 夢の世界も好きだけれど、僕の場合は読書でも異次元の世界にワープして入り込むことが出来る。お気に入りの本や好きな作家の本は、閉じていた自分の視界を広げ、新しい知識や関心のある世界に誘われて、なんだか気分も軽やかになっていくものなんだな、ざわついた心を、その本がやさしくしずめてくれるんだね。
 ここしばらくは段ボール箱でもらってきた藤沢周平で(笑)

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sakura

 初夏のような爽やかな気候、彼岸を過ぎれば春本番。家のささやかな庭では、名前のわからない野草たちがいっせいに芽吹いて花開にむかってる。近所のソメイヨシノはほぼ満開、ピンク色の濃い種類が七分咲きというところ。
 このところ個人的な課題が山積、さぁて、どぉ~しましょうかと色々と思い悩んでいることがある。まあ、些細なことと言えば些細なことなのだけれど、自分的にはそれなりに悩んでいるつもり。
 でもまぁ、その厄介な悩みは、今はたまたま自分の心のなかにある訳で、好むと好まざるに関わらず、そのうちいつのまにか別の事柄や悩み事が入ってきて入れ替わって、いつの間にかなんとかなっちゃうんだろうな。
 そう思うことにした訳。そう思ったらスゴく楽になった。かんたんジャンね(笑)

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tdl

 アルコール依存症というと、だらしのない酒好きがなる病気だよなと思う人も多いでしょう。ホームレスが空瓶をあさってる姿を思い浮かびますよね。
 でもそうじゃないんです、アルコール依存症になってしまった人の多くは、心の不調が先に出て、嫌な気分を紛らわすために深酒をしたり、寝られなくて寝酒を続けたりしていてアルコールが止められなくなった人が多いんです、アルコール依存症の裏には、心のトラブルと不眠があるのです。
 一度アルコール依存症になってしまうと、脳にインプットされた自分の満足できる酒量という感覚は生涯消えることがありません。ですから自分の意思で酒量を制限する節酒は出来ません。そしてアルコール依存症が完治して、また飲めるようになったという話は聞いたことがないし。
 哀しいことにアルコール依存症になっていまったら、生涯お酒を完全に絶つことが、唯一で確実な治療法となってしまいます。

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neko

 残念な思い込みって沢山ありますよね。自分の意思に反することをしてしまった時なんて落ち込みますよね。何々をやってはいけない系ですね、まぁ基本僕らはアルコール系ですけど、それは置いといて。
 本来、楽しいはずのことなのに自分に制限をかけてしまったり、自分で自分を苦しめている原因でもあります。こんな残念な思い込みは一刻も早く消し去りたいです。
 点と線、そして、面、さらに、立体という空間。言うまでもなく僕たちは三次元に身を置く存在であるから、立体である生活空間で、立体であるモノとか事象と共に生活を営んでいるわけ。けれど、どうにも、僕らは空間の雰囲気を把握するのは得意ではありません。複式簿記とか苦手だし、、、。
 大事なことは俯瞰する力だよね。全体を上から見ること、客観的、みたいな意味合い。一つのことに集中しすぎずに、ひろ〜く全体を見るようなイメージですね、悩んでいるときなんかはこの逆で、そのことばかりに集中してしまってとらわれているよう気がします。
 自分の上空に鳥が飛んでいてそいつの視点から地上にいる自分を見ている感じ。自分は地上にいるんだけど意識は上空にふわふわとある感じ。なんというか伝えにくいんだけどもう一人の別の自分から、そこにいる自分を見ているようなイメージ。広い視点で遠くから見ることで、その悩みがいかにちっぽけか気付けたりします。

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beat

 わたしたちの心は何か満たされないことがあると、他の欲求でこれを満たそうとする働きがあります。不満な状態が続けば続くほど、簡単に手に入る酒や甘いもの、好きな物に走りがちですね。ストレスが溜まった時はたくさん食べてしまったり、飲みに走ってしまったり。
 同じようにお酒を飲んでいても、アルコール依存症になる人もいればならない人もいます。その違いは一体どのようなことなのでしょうか。そもそもアルコールに限らず、快感に溺れて人生を踏み外すことは誰にでも起こり得ることです。エリートでもプータローでもそれは同じみたいだし。職業や立場の違いはあまり関係がないのでしょうね。
 これって運命の分かれ道ですね、それを決めるのは、心の底にある問題なのかもしれません。心の中に悩みを抱えている人は、自分が置かれた現状から一時でも気をそらそうとして、快感に身をひたそうとする傾向があります。それはアルコールかもしれないし、ギャンブルなんて人も、他にもe.t.c.ですよね。そして徐々にエスカレートして、さらに強力な快感を求めて対象に依存していくのです。
 その依存したものが覚せい剤だったら、今頃は刑務所の中かもしれません。刑務所の中ならカラダは回復しているのでしょうが、、、。

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bbb

 アルコール専門の治療を受けて退院しても、喉元を過ぎると熱さを忘れてって。1杯くらいなら大丈夫だろうとか、誘惑や悪魔のささやきに負けて飲み始めてしまう人が多いのです。
 僕らの病気は残念なことに8割の人が再飲酒してしまい、10年後には4割の方がお亡くなります。ガンよりも死ぬ病気と言ってもいいらしい、怖い病気でもあるのですね。
 でも、近年の死因で一番多い病気である癌と、決定的に異なる点としては断酒をすれば病気はもう進行しないということなのです。
 つまり、まずは断酒ありきですよ。そうすれば、、、。

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yutanpo

 酒飲みってのは、お酒を飲まずに食事をすると非常に淋しくむなしく感じますね。その切なさに耐え難くなって一口飲んだらおしまいです、あとは止めどなく飲み続けてしまうわけだから。酒を飲みながらの食事は夕食なら2時間近くかかるけれど、酒を飲まないと10分もかからずに終わってしまい、むなしさがドカドカとやってきます。
 それから酒を飲まないと無性に甘い物が食べたくなります、初心の頃はドクターにアルコールを口にするよりは甘い物のほうがマシと言われるけれど、こんどはメタボリックシンドロームや糖尿病のほうがヤバクなってくるし。amazonの定期お届け便で炭酸水を頼んでて、グイグイ飲んで対処していたのがいまだに続いてるわけ。
 この頃はコレステロールでかかってる内科の医者がレンドルミンを出し渋っているのがやな感じ。寝酒でアルコール依存症になったこと言ってあるのに、眠剤に依存したって、飲んでしまうよりましってことが判らないのかねぇ~。

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conv

 季節の移りは定かではなく陽気は行ったり来たり、気温は上がったり下がったり。お彼岸ともなると、ようやく春になったと頭も身体も心も同意するようだけど。まぁ春を受け入れるまでの間、花粉症も辛い感じではあります、ボクの場合は眼がショボショボぐらいでなんとかね。
 季節の変化とともに、心機一転というか普段の生活でも何かを期待したりしてね、でもやっぱり心の奥底では変化を怖がるものですよね。このままでいたくはないと思いながらも、このままでいい訳がないと考えながら現状維持の方に傾いてしまうわけ。
 自分の気持ちを分かりたくないという感覚が奥のほうに潜んでいるし。分かってしまえば、それに伴って吹いてくる、変化の風に立ち向かって行かなくてはならないし、渦に呑み込まれるハメのなることは容易に想像できてしまいますから。
 だから、自分の気持ちを分からないとしておく方が得策と逃げるわけです。

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neko

 人間には意地悪な気持ちを他人に対して抱くことがあるかもしれませんが、本当に意地悪をすると社会のなかで、ふつうに平穏に調和的に生きていくことができませんよね。ですから、そうした影の負の部分を封じ込めるわけですね。
 だけど心の奥底に封じ込めたといっても、自分の心から意地悪をしようと考えている影の意識が消えてなくなるわけではありません。ですから、ふとしたタイミングで封じ込めた影が表に表れてしまい、言わなくていいことを言って人とトラブルを起こしたりといったような、自分の意に反した行いを無自覚に引き起こしてしまうのです。
 お酒を飲みすぎたり、ギャンブルにのめり込んでしまったり、パートナーに酷いことを言ってしまったり。まぁそうしたことをやってしまうと、人生が大きく損なわれます。しかも無自覚、無意識に魔が差すようにやってしまうもの。ですから、上手に心を制御することが非常に難しいわけです。
 逆に、深層心理と言っていいのかわかりませんが、そういった心の裏側を上手に味方にすることができれば、よりスムーズにこれからの人生を歩んでいけるような気がします。
 よくわからないけれどそんなことを考察していると、元気で、明るくて、楽しい気持ちになれそうな気がしますね(笑)

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b

 春三月も半分すぎて、ありふれた感慨ではあるけれど時間の流れの早さに驚くばかりです。それでも、自分なりに懸命な日々を送っていると思う。いやぁ~そうでもないかな、もっとやれるはずだよとか、そんなこともないかな、頑張っているよねと自己評価は揺れ動くものですよね。
 まだまだという自分。そこそこという自分。こんなはずじゃないと感じる自分。こんなものかなと感じる自分。もっと頑張ろうと思う自分。これで満足しなくてはと思う自分。
 いったいどっちの自分が本心なのか、自分でもわからないのが本当の自分なのかもしれませんね(笑)

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sakura

 冬ドラマが終盤になってきました。録画が貯まって消化するのにチョイと夜更かしパターンになってる。逆に夜明けがどんどん早くなってきているので朝の目覚めはすっきりと早くなりつつあるけれど、暖かくなってきて寝起きも楽になりました、近所の白モクレンが満開。彼岸を過ぎれば春本番で桜坂にも散歩に行こう。
 桜坂は東急多摩川線の沼部駅からほど近い大田区田園調布本町にあります。普段は閑静な住宅街のなんでもない坂道が、桜の季節のほんの2週間程だけ桜のトンネルのようなみごとな景観を創り出して、そこを通る人の目を楽しませてくれます。
 地元の人の間では中原街道から多摩堤通りに抜ける道として、 昔から桜の素晴らしさは有名でしたが、 福山雅治の唄がTV番組未来日記のテーマソングであったこともあって曲のヒットでその名が全国に知れわたってからは、 この坂を目的にここを訪れる田舎のカップルが絶えません。桜の季節の休日ともなると多くの人で、渋滞がおこるほどになりました。因みに2000年のヒット曲でした。

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tramp

 一度アルコール依存症になると脳へのアルコール作用が刻みこまれてしまうわけだから、アルコールが体内に入った時点で、あたかもスイッチが入ってしまったように飲酒コントロールを失いやすくなるのです。
 残念ですが二度とアルコールを体内に入れてはいけません、死ぬまで断酒するという徹底した目標を置かなければならないんです。
 禁断症状や退薬症状を乗り越えたなら、自分は断酒しなければ死んでしまうと言うことを理解して、断酒することへのモチベーションを高めるための治療をおこないます。基本的には断酒の3本柱をまもって自分なりに主治医と話し合いながらゴールを目指すことになります。
 そして、もし身近な人がアルコールに関する問題を抱えていると感じたら、ぜひ早めに精神科で相談することをを勧めて下さい。

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PB

 たまの衝動買いなら大した問題ではないかもしれませんが、突然欲しくなったり、食べたくなったり、飲みたくなったりね。こういう欲求は予期せぬタイミングで頻繁に起きますでしょ。なぜなら、こうした衝動が突然現れるのはストレスがあるからと言われています。
 このストレスを見て見ぬふりをして衝動買いを繰り返していると、お金を失い、再飲酒にだってつながっていくのだと思います。罪悪感やストレスで精神的にも追い込まれてしまします。暮らしの質も落ちてしまいます。
 このストレスの原因を突き止め、目先の欲求に振り回されることなく平安に暮らして行ければ良いのですが、まぁメンタルクリニック等、専門家に相談するのが最良の方法なんでしょうねぇ~

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aaa

 アルコールを飲むと脳の働きが変化し、緊張がゆるんだり、いい気持ちになったり、気が大きくなったりします。それが酔うということです。
 自分は違うんだ。そう思っていたとしたら要注意。アルコール依存症への第一歩は、自分は違うという思い込みから始まります。自分はアルコールに強いと思っている人はとくに注意が必要ですね。
 アルコールに強いというのは、肝臓でアルコールが分解されるときに発生する有害物質アセトアルデヒドの処理能力が高いという意味、つまり、悪酔いしにくい体質のことです。
 そのこととアルコールが脳やからだに与える影響とはまったく別のもので、たとえば脳への影響では、アルコールに強い人ほど判断力などの低下を自覚しない傾向がみられます。酒気帯び運転によくみられる、これくらい平気だという気持ちがすでに危険な状態なのです。
 最近の傾向として、リタイアした男性と若い女性にアルコール依存症が急増しているらしいです。高齢者の場合、リタイア後の孤立感や時間をもてあますなどの理由から飲酒を続け、若いころよりアルコールに弱くなっていることもあって、短期間でアルコール依存症になるケースがみられます。また、20歳代前半の女性の場合、飲酒率が90%に近く、すでに中年男性を上回っています。女性はストレスなどが原因で飲酒を続けることが多く、アルコールの影響も受けやすいため、30歳代の若さでアルコール依存症になるケースが増えています。
 不安やストレスの解消をアルコールに頼るのはとても怖いことなんですね。

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ichigo

 昔はあの人は酒で身上潰したとか肝臓やられて早死にしたとか、けっこう耳にしたものですね、酒に溺れて死ぬのは見た目あわれですね、本人は好きな酒で死ぬのは本望だと言いますが。まぁヨシとしておきますか。
 夜になるとますます頭が冴えるので強制的にシャットダウンするために酒を飲む人がいますね、眠るために飲むのが出発点と言う人が多い。そしてダンダン量が増えていく、回数が増えていく、ついには朝から晩まで飲んでいる状態となります。眠剤も併用したりして危ないパターン。
 アルコールを受けつけるタイプの人はたくさん飲んでも眠くならず、心地よい時間を過ごすようです。酒で高揚感を得る人もいますが脳が誤作動しているだけかもしれません。心の闇を酒で晴らす、それをやめるために心の闇に切り込む、というけれど心の闇などだれもが持っているますから、酒を飲むことの言い訳にはなりませんね。

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eguchi

 アルコール依存とはどのような状態なのか。酒を飲むことでさまざまな問題が起こり、本人も飲まない方がいいと分かっているのに止められず、問題が続いている状態ですね。まさか自分はそこまではねと思う人も多いだろうが、じつはアルコール依存症に一歩足をつっこんでいたりすることもある。症状が少しずつ、連続的に進むのが不適切な飲酒です。
 機会飲酒、習慣飲酒、そして強迫飲酒になると最悪。飲む時間と場所のTPOをわきまえなくなる。翌朝に酒が残る時間まで飲んでしまう。朝からコンビニでつい缶チューハイを飲んでしまう。状態が悪化すると、仕事の欠勤などを重ねて、同僚や家族から絶対飲むなと詰め寄られても、隠れて飲んでしまうようになり、こうなると医療機関でもアルコール依存症と診断される。
 そして、アルコール依存症の最終段階が連続飲酒。起きている間は飲み続け、1週間もすれば体が耐えきれなくなり、医療機関に入院することになる。連続飲酒の段階まで進むと、断酒治療によりアルコール依存から一度は回復しても、何かのきっかけでアルコールを口にすると、再び連続飲酒をくり返してしまうようになるので、生涯の断酒ということになってしまいます。

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snoopy

 大酒家にとって心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、消化器症状の不調、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまでマイキョにいとまがない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのは、やっぱりアルコール依存症ですよねぇ。
 休みの日になると自分にご褒美とこじつけ、昼からビールを飲んでみたり、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ、コップでワイン。愛飲家にとっては普通だけど、酒を飲まない友人に言わせればそれってヤバくネっ、ということで。そこで初めて、昼間から酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるだろうし、やっぱりアルコール依存症の一歩手前なんだろうかと心配する人って多いのでしょうね。それって一歩手前じゃなくて片足突っ込んでると思いますけどねぇ。
 まぁ明確な境界があるわけではなく、生活環境によっても変わります。そして飲酒量自体より、酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤などさまざまな問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されるわけですね。
 一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。大酒家突然死症候群とかあるけれど、突然お迎えがきて終わりになるのも人生楽かもせれませんね。

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oh

 二十四節気・啓蟄、冬ごもりの虫たちが土の中から這い出してくる頃。いよいよ活動再開の春。でも人間は冬ごもりとは無縁ですが。暖かくなってくると、春になると分裂気質と言うか、チョイとおかしな人が目に付くことがありますよね。僕らもおかしな人達に分類されると思いますが(笑)
 まぁ僕らは自分がアルコール依存症であることを認めようとしません、酒を減らせばいいだろう程度に軽く考えています。そして、節酒と大量飲酒を繰り返しているうちに、どんどん悪化してしまい、命を落とすことが多々あります。
 自分が危険な状態にあり、断酒が必要であることを自覚することが治療の第一歩となります。そして断酒をはじめて1ケ月後の体調がある程度回復したときに再び飲酒することが多いので、少なくとも1年、そして3年は断酒するように意思を強く持つことが必要であります。
 これから桜が咲いたりして、こころ浮き立つ季節になってきます。初心を忘れずに、ついうっかりとかに注意して気を引き締めていきましょうね。

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sazae

 ふつうの酒飲みとアルコール依存症の人はなにが違うのか。お酒が好きという点では同じですよね、明確な線引きをすることは困難ですね、あえて異なる点を挙げるとするなら飲酒のために仕事や生活に支障をきたしていると自覚していても、酒をやめることができないということですか。
 アルコール依存症という病気になればツネに酒を飲みたがります。朝から酒を飲み、仕事中でも飲み、運転中でも飲み、人目を盗んで飲み、というように。そしていったん飲み始めると限界を超えるまで飲んでしまいます。なので飲酒により頻繁に記憶を失い、酒が原因で事故を起こしたり、怪我をしたり、職や家族を失うこともあります。
 さらに過剰飲酒が長く続くと、肝臓その他全身のあちこちに障害が出てきます。もっと依存が進むと、飲まないと離脱症状が起こるようになり、常にお酒を飲み続けずにはいられなくなってしまいます。
 そしてアルコール依存症という病気と診断されれば、助かる唯一の方法は、生涯断酒することだけとなってしまいます。

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kaj

 2月はお終い、今日から3月の始まり。2月という言葉の響きと3月という言葉の響きは感覚として随分と違いますよね。
 冬の終わりと春の始まりだけど、実際には寒さがいくらでも残っているというのに、この言葉に騙されてしまいます。だから、黒や灰色の厚手のコートは着たくもなくなり、明るい色の、パステルカラーの軽い服をまといたくなりますよね。
 まったく僕らの感覚なんていい加減なもの。でもね、それだからこそ面白いのもしれません。だって、わずかな春の気配を敏感にキャッチして、それをいち早く愉しもうとすることでもありますからね。

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