アルコール依存症日記 2009久里浜の夏から

久里浜アルコール症センター 東6病棟492期 since2009年9月12日

2015年06月

asagao

 アルコール飲料を常に求めていた気分や欲求が、ふつうの社会の中で生きる一人の人間として、より良い姿でありたいという欲求に変わってきた時、はじめてアルコール依存症からの回復が始まったと言えるのではないでしょうか。
 アルコール依存症の治療は限りのない精神の健全化や人としての成長を死ぬまで続けなければならないわけです。
 酒を飲んでしまえば、その瞬間から再発してアオるように飲み続けるようになるからですね。治療は死ぬまで一滴のアルコールも飲まない生活を続けることしかないし、そんなことを毎度自分に言い聞かせているでしょぅ、みなさん。
 少しくらいはと思う心が再発から再入院になってしまうことを、しっかりと肝に銘じて断酒を続けなければならない。そうすることによって、人生は明るくまっとうすることが出来るんです。
 このような人間的変化、成長がない限り治療が成功したとは言えない。治療前と少しも変わっていない場合には、必ず再飲酒して、見事にもとのもくあみになります。
 本人も家族も、この人間的変化をチェックポイントにしながら、耐えるところをしっかりと耐えながら、治療を成功させなければならないのです。

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ein

 アルコール依存症はその進行する過程から考えて、自覚のないままアルコール依存症になっていることがほとんどのようです。
 そして自覚のないまま確実に破滅に向かって進んでいきます。依存する年齢が若いほどその進行は急速であると言われていて、すべての依存症患者に共通することは、自ら気づくのではなくて気づかされるということです。
 不幸なことに依存症の特質は自らの依存症を否定することにあるわけだから、僕も40歳位のときに尿酸結石による腎臓・尿管結石で体外衝撃波結石破砕手術をした時、すでに立派なアルコール依存症が出来上がっていたのに、10年間自分の依存症を無自覚に過ごしてきました。あの時にアルコール依存症の知識が十分にあれば、もしかして、一生断酒にはならなかったのではないかと未練たらたら考えることがあるんです。
 自分を精神病ではないと信じていることが精神病者の特徴。病気への自覚がないということにおいてアルコール依存症はよく似ていますが、ややニュアンスがちがうようです。
 本来の精神病患者は限りなく自覚から閉ざされているようですが、アルコール依存症には、自覚への道が一筋細く残されていると信じます。
 現に僕がその道を歩いていますし、断酒の仲間や先輩が大勢その先を歩いていますから。

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angry birds

 日本ではアルコール依存症というと特殊な人がなる病気といった白い目で見られます。しかし、その定義を聞くと決して私たちの日常からかけはなれた病気ではないのです。
 体調が悪いので酒量を減らしたいと思いながら、それができないという人は、決して少なくないはずです。酒の上で何度も失敗を繰り返しながら、酒をやめられないという人もいます。これも広い意味ではアルコール依存症といえるのです。
 久里浜病院では、わかりやすく2つの定義をあげていて、ひとつは連続飲酒ですね。具体的にいうと一日中体にアルコールが入っている状態が2日を越えて続く場合です。
 どこからアルコール依存症とするかは、アルコールに対する寛容度によって国によって違います。この点、日本は割合甘くて、週末の2日間ぐらいは酒を飲みつづけていても、何とか許容されます。しかし、それが月曜日まで持ち越されると許容範囲を逸脱してしまいます。つまり、飲酒のコントロールが効かなくなり、社会でも家庭でも受け入れられないような状態で酒を飲みつづけることが依存症とのことです。。
 もうひとつは、身体的依存、アルコールが切れるときの離脱症状です、いわゆる禁断症状。アルコールが切れると手が震える、幻覚が見えるといった症状が有名だけど、初期症状はそんなに大げさなものではありません。 たとえば、飲んだ翌朝文字がうまく書けない、暑くもないのにやたらに寝汗をかく、イライラしておこりっぽい、飲まないと眠れない、あるいは飲んで寝ると悪夢をみる、睡眠中しょっちゅう目が覚める。こんな症状があれば、依存症の初期症状と考えられるのです。皆さん経験ありますよねぇ。
 たいした症状ではないように思えるけれど、ここで手を打たないと酒量はどんどんあがり、社会的にも家庭的にも一気に破滅の道をたどることになるのです。
 この2つの条件のどちらかにあてはまれば、立派な依存症。しかし、実際には社会で働いている人の中にも依存症の予備軍の人がたくさんいると言われています。それが、冒頭にあげたように、体調不良で酒量を控えなければと思いながら飲酒にブレーキをかけられない人たちです。たまの飲酒でも、飲酒運転や暴力、人間関係の破綻など、アルコールで失敗する人も予備軍ですよ。

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fuki

 お酒をやめると自分に自信が持てるようになります、と思います(笑)、断酒最大の効果ですね。人生を自分でコントロールできるという感覚がわかるようになります。
 断酒が続いてるということは、言ったことをやり切れる人間なんだと思えるようになります。自分を取り戻したかような思いで、廻りがハッキリと明るく視えてくるから不思議です、初心忘るべからず。

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moon

 おかげさまというか、何ごともなく平穏に暮らしているかぎり、酒に対する欲求はまったく起こりません。うちは母親と飲めるクチの相方である奥さんと3人、家では誰も飲まないし、お酒も置いてありません。愛する家族のおかげです。
 とは言ってもアルコール飲料、ウィスキーの芳醇な香り、夏に飲む生ビールのノド越しは僕の記憶から消える事もありません。TVで大手酒造のCMが流れるとウンザリするときもあります。角ハイのCMなんか良く出来てるよねぇ。
 長年の飲酒習慣を習慣でなくすには、無くて当たりまえって気持ちになるには、やはりそれ相応の年月が必要なのではないかと感じます。だけど6年前の7月末に久里浜病院の西下病棟に入院し、当時はまだあったシャッター付の喫煙室で海を見ながら煙草を吸っていたのは、つい最近のように思い出すしアットいうまに過ぎ去ったようにも思えるなぁ。

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katatumuri

 何かを続けていくことってなかなか難しいですね。しかし、そんな中で断酒を続けていくコツがあります。断酒という目に見えないことを、目に見えて実行可能なものに置き換えて、それを一つずつ実行していくことが大切です。
 再飲酒のきっかけはさまざまですが、特に治療開始直後は断酒が定着していないので、ストレスから衝動的に飲酒してしまうことが多いようです。また、退院直後も、自宅に戻って危機感が薄れたり、解放感から飲酒してしまう可能性があります。退院後、3ヵ月以内に再飲酒してしまう患者さんは約半分、1年間断酒を継続できた人も2割程度というデータもあるそうです。
 再飲酒するまでのあいだ、自分がどのような状況で断酒を継続できていたかをしっかり振り返えること。アルコール依存症は再発しやすい病気だと理解して、飲酒のきっかけになりそうなものを遠ざけるよう、専門医療機関への通院を続けながら、自助グループへの参加を促し、アルコール依存症治療薬を服用するなど予防策を取ることが大切です。ようは皆さんご存知の3本柱ですね、断酒のコツとはいえませんね(笑)
 僕の場合、初期の頃にアルコール依存症になってしまい断酒を始めたと大真面目な顔で、周囲の親しい人達に知らせたことかな、職場で話して解雇される場合もありそうだから、チョイスが必要かな。親友たちは飲み仲間も多いわけだから、1杯飲んだら再びアルコール依存に戻ってしまう話も伝えないとだめだね。

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neko

 お酒を飲むのは大好きだし飲み会にもどんどん生きたい、けれど毎回ひどい二日酔いに悩まされて、翌日になって、もうお酒はやめめすって決意、だけどやっぱりやめられないという経験をお持ちの方はたくさんいますよね。
 二日酔いになって大手製薬会社のドリンク剤を飲んで、症状が治った話が聞いたことありません。二日酔いを治す薬なんてありませんってこと。お酒の席ではついつい楽しくなって適量を超えてしまう、これがお酒の怖いところ。
 もっと怖いのが僕らみたいなアルコール依存症になることです、ですがちゃんと治療して断酒の継続が出来ていれば、二度と二日酔いで苦しむことはありませんよ(笑)

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boston

 一度お酒を飲みはじめると、簡単にはお酒が切れない状態になってしまいます。アルコール依存症は進行性の病気ですから、徐々に繰り返してこのような状態に陥っていきます。
 この原因は脳の中でアルコールの代謝産物と神経伝達物質が結合し、脳内麻薬のニセ物が出来るためだと言われています。
 この代謝異常は、長く飲酒をしなかったとしても元に戻ることはありません。
 これがアルコール依存になって、断酒の継続ができていたとしても。再び飲酒を始めたら元通りの状態になるというメカニズムの一つと言われています。

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Block

 アルコール依存症から回復するための唯一の方法は、断酒です、一滴も飲まないことです。飲酒問題を認めない否認を克服することが回復への第一歩です。
 自分で飲酒問題に気付くため、家族があまり手助けしすぎない方が良いこともあります。アルコール専門の医療機関への受診がはじめの一歩になります。

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niji

 アルコールの代謝速度はお酒一合につき、約3時間、3合飲めば9時間もかかります。酔いを醒ます処理能力に限界があるから、それを越えてアルコール負荷がかかれば、酔っている時間も長く続き、肝臓の生理的代謝が障害され、肝臓その他の臓器が弱って突然死だってありうるんです。
 日本人を含め、東洋系にはアセトアルデヒドを代謝する酵素を生まれつきほとんど持っていない人や部分的に欠損した人が多く、約半数に認められます。こうした人はお酒がまったく飲めない人か、少量で酔ってしまう体質の人です。こんな話を聞けば、そっち側の半分に僕が入っていたら人生変わっていただろうなぁって想像しちゃうけど(笑)     
 お酒はけっして甘く見てはいけませんよ、無理強いしてもいけません。もし酵素欠損者に大量飲酒させると急性アル中で急死する危険性があるからね。若い人、学生にみられる一気飲みなど、もってのほかで、地域的な風習もあるし、このような悪習は社会全体で絶対にやめさせなけいけないことです。

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fuji

 厚生労働省が推進する、健康日本 21では、節度ある適度な飲酒・適正飲酒は、1日平均純アルコールで20g 程度であるとされています。そして1 日あたりの摂取量 20g 以上を毎日飲んでいると、がんの死亡率が上昇します。
 1 日に 60g、 例えばビール中ビン3本以上を毎日飲んでるのを多量飲酒といい、健康への悪影響だけですまなくなって、アルコール依存症など精神疾患、飲酒運転の事故で重大過失、仕事上のトラブルが問題視されるようになります。
 多量の飲酒が習慣化し、時間や場所を選ばずにどんなことをしてもお酒を飲みたくなり、飲み始めたら止められない状態になります、そして連続飲酒と離脱症状はアルコール依存症の典型的な症状です。
 依存症となれば、治すために一生涯の断酒が必要になります。

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ajisai

 49歳の夏にアルコール依存症と久里浜で診断されたとき、僕の人生はこれで終わったなと思いました。そして入院して東6病棟の認知行動療法プログラムを終了して修了証書を授与されて退院するときは、このまま過ぎ去っていく虚しさに駆られるのではなく、断酒の継続により年齢を重ねるほどに楽しくワクワクした人生が送れるようになると思えるように感じました。
 今では、40代よりも50代の方がもっと楽しいと心の底から感じています(笑)

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huji

 平穏無事な日々が続くことのありがたさを感じ感謝するこの頃。梅雨空に一喜一憂できるのも、自分達が大きな自然災害に襲われていないからこそ。豪雨、地震や火山の噴火といった圧倒的な自然の驚異には、ただ、呆然と立ち尽くすしかないですものね。
 さて、お酒の悩みの渦中にある僕らのようなアルコール依存症に正論を繰り出してアドバイスをしたとしても、そんなことはわかっているよぉ、わかっているけど、そう出来ないから悩んでるんじゃないの。悩みの当事者もアドバイスをした人も、双方が虚しい思いに駆られるだけの場合がほとんどだと言っていいのかも。
 本当は自分は何を怖れ、何を隠そうとしているのか、本当は自分は何を守ろうとしているのかを考察して、自分自身が納得しないと前には進めないと思うんだ。

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snop

 健康に効果があると企業の責任で表示できる機能性表示食品、国からお墨付きをもらう特定保健用食品。届け出だけで表示OKの機能性表示食品は効果や安全性について疑問が出ています。
 キリンビールが発売したノンアルコールビール・パーフェクトフリーは難消化性デキストリンという成分で、脂肪の吸収を抑えて糖の吸収を穏やかにする。アサヒビールも同様のノンアルコールビール・アサヒスタイルバランスを売り出す。
 一方のサッポロビールは国のお墨付きの方が信頼される、特保のノンアル・サッポロプラスを出してます。まぁ、飲み比べてみたいように思いますが、最新のノンアルコールビールは非常に良く出来ていて、アルコール0%だけれど、風味やノド越し等は本物そっくりそのままだから、なんとなく脳のスイッチがONになりそうで不安でもあります。
 君子危うきに近寄らずと言いますから、やめておいた方が無難だよね。

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kami

 自分の背後にもう一人の自分がいて、自分の心を観察している自分がいるように感じることがあります。そして右斜め上45度、5m上空から自分を俯瞰している感じを自分で想像するときがある。
 好物の豆大福と美味しい煎茶で満たされている自分を見ているもう一人の僕。喜んでいる自分を意識している自分。客観的に自分を見ていることがたまにあり、それに気がついてちょっと驚くこともあります。
 太古の人は自然と深くつながっていたので魂の存在をそこここに感じることが出来たのではないでしょうか、木には魂が宿り、花には精霊が宿り、山には山の神が宿っていると言われています。
 僕に憑りついていた、酒の神は最近どこかに引越して行ったような気がする今日この頃です(笑)

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琉球

 自分は違がいますよ、そう思っていたとしたら、要注意。アルコール依存症への第一歩は、自分は違うという思い込みから本格派に移行していくことが多いそうです。
 自分はアルコールに強いと思っている人は、とくに注意が必要で、アルコールに強いというのは肝臓でアルコールが分解されるときに発生する有害物質アセトアルデヒドの処理能力が高いという意味だよね。
 つまり、悪酔いしにくい体質のことです。でも、そのこととアルコールが脳やからだに与える影響とは、まったく別のもの。たとえば脳への影響では、アルコールに強い人ほど判断力などの低下を自覚しない傾向がみられます、酒気帯び運転によくみられる、これくらい平気だよという気持ちが、すでに危険な状態なんですよ。

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torys

 アルコール依存症から脱出する為にすることは、お酒をやめるだけ。
 ただそれだけで、カラダの状態が目に見えて改善し、しらふの期間が続くにつれて判断力が戻ってきて、生き生きとした感情、飲まない生活への自信、回復が進むと自分が生きる上でかけがえのないものは何かを考えたり、人生の意味についての考察を深めたりします。
 アルコール依存症であることを認めて、やめるだけ。

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neko

 人が持っているモノ、容姿・表情、姿勢とかには何かしら、その人の想いが見え隠れしているもの、だから自分自身でも鏡に映したおのれを観察すると自分の本当の気持ちや気分が理解できるかも知れませんよね。
 見た目っていうのはやはり大切だと思う、とくに顔は美醜とは違った観点でその人の性格をある意味、とても正直に表現しているもんね。
 育ちというか、それまでの人生が顔に現れているというか。表情の豊かさ、姿勢の良さ、立ち振る舞いの優雅さなどは、本人が意識して変えることは可能かもしれないけれど、とっさの動きや表情に地の姿が出て、根本的な所は隠し通せないものだと思う。
 まぁ、アルコール依存症が表情に出ないように注意はしてるつもりなんだけど(笑)

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tomato

 アルコールへの依存が確立しているのに、一見では異常があると思われない人たちがいます、僕の友人達を見渡せばアイツがそうだなって人が数人思い浮かびます。
 毎晩、一定量以上を飲んでいる健康な大酒家がこれにあたり、このように飲酒者とアルコールとの間に、一種の均衡が保たれている状態を、危うい安定期とでも言うのかもしれませんね。
 つまり、その人の体力、飲酒ルールとか自己規制などの抑制的要因と、酔うことによる充足感と社交飲酒の楽しみを求める飲酒の動機づけ、飲酒渇望とが釣り合っている状態とでも言う感じですか。
 この均衡はちょっとした環境とか心理の変化よって簡単に壊れ、均衡を保っている常習飲酒の大酒家状態からアルコール探索行動が始まって速やかにアルコール依存症に移行するんです。

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re

 節度ある適度な飲酒は1日平均純アルコールで20グラム程度の飲酒ということになります。20gとは大体「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チュウハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。この数値は日本人や欧米人を対象にした大規模な疫学研究から、アルコール消費量と総死亡率の関係を検討し、それを根拠に割り出されたものです。
 がんのリスク等も踏まえて、飲んでから顔が赤くなるフラッシング反応を起こす者は飲酒量を控えることが推奨されています。65歳以上の高齢者の飲酒量は少なくし、アルコール依存症には断酒が必要なこと、非飲酒者に飲酒を勧めるべきではないことです。

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suiken

 お酒を飲むと、強気というか、気が大きくなるのは事実ですよね。僕はあんまり顔にでないタイプで、ムッツリ型でしゃべっても面白くない人間だと自己分析していましたが、お酒を飲むとたちまち饒舌でシツコイ人間に変身していたみたいです。
 お酒を飲んでいるときだけ、カラオケで歌うことが出来ました、音痴ではなかったのねと、よく言われてました。萎縮せず、堂々と歌えていたようです。
 そのさじ加減を間違えると、あとには地獄が待っているのは皆さんご承知のとおりですね。ですから、お酒に頼らずとも堂々としていられる人になりたいなぁ~、人前でスピーチとか素面で上手にできたらいいなぁ~。
 なんてね(笑)

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dog

 心の中に見たくない想いがあり、それを隠そうとすることでストレスが貯まるという説があります。多くの場合、自分の心に傷をもっていて、それを見たくないから逃避して見ないようにしているのです。弱い自分、愛されない自分、自分が好きになれない自分など、誰しも自分の心の奥底を覗いて見ればそこにうごめくようなものがある感じがするハズです。
 それらをアルコールで解消しようとすると、僕らのように悪循環になります。ただお酒が楽しいから好きだと思っているのですが、実際は理由があったんですね。
 見たくないことから逃避している。それがアルコール好きな人に多い特徴だそうです。もちろん楽しいお酒であれば、それも人生の楽しみとして良いと思います。
 しかしアルコール依存症になったなら、楽しみの段階を通り越しお酒抜きには生きてゆけないカラダと心になったということ。キッパリと断酒しないと後半生は不幸以外はありません。

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ajisai

 離脱症状は、再びお酒を飲めば一時的に楽になりますから、苦しさから逃れるために、苦痛を減らすために迎え酒のようにアルコールを口にするといった悪循環に陥りやすく、それが病状を悪くするのですね。
 毎晩晩酌でビール1本を飲まないといられない程度の人は、依存症とまでは言われませんね。しかし、そこまで行かなくても、酒で人に迷惑をかけだしたり、仕事に支障が出たり、体を壊しているのにそれでもお酒を減らせないという問題が出現する状態であれば、それはアルコール乱用という言葉で説明されます。
 よく毎晩、飲み屋からバーに通っていつも泥酔して帰宅する人などは、依存症かもしれないし、アルコール乱用で止まってっている状態かもしれないし、素人には判らないからアル専門病院に早く行ったほうが賢明だけど、本人の意志がどうでるか。 
 ただ、アルコール乱用は、依存症のはじまりですから、最近プレアルコール依存症とも専門的には呼ばれているらしく、その後依存症に進んでいく可能性は100%と考えられてきています。

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gojira

 羨みと妬み、そして嫉妬は、僕たちに多かれ少なかれありますよね。しかし、そこにとらわれて殻の中にいつづけるのではなく、努力とエネルギーを消費して大海原を目指していきたいですよね。内臓脂肪も減るかもしれないしね(笑)
 断捨離風に言えば、例えば目の前にあるコレがなくても大丈夫、自分に必要なものを選ぶことが大事。目の前にある一個を捨てることは、自分に自信を取り戻す一歩の行動とのことです。
 ぜひ、一歩動いてみてくださいね。

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ajisai

 アセトアルデヒドは、血液中のアルコールが肝臓のアルコール脱水素酵素(ADH)によって分解された中間代謝物質です。このアセトアルデヒドは、更に分解されて酢酸になり、最終的には炭酸ガスと水にまで分解されます。
 そしてアセトアルデヒド自体は、吐き気、呼吸促拍、心き亢進を起こすなど、アルコールよりも数倍も強い生体反応を起こす有害物質です。
 ですから、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きが悪いと、血液中に有害なアセトアルデヒドがいつまでも残ります、それが悪酔いを起こす原因ですね。アセトアルデヒドが引き起こす症状が、二日酔いの症状に大変似ているため、アセトアルデヒドが二日酔いの有力な犯人なんだと考えられています。

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hana

 去年、父をなくして、なんだかわからないまま簡単に葬儀をすませました、過去に周りに迷惑をかけ孤独な晩年でしたが、孤独が好きな父でもありましたので、これで満足だろうと思っています。でもこれでよかったのか悩む日もあります。
 人が亡くなるというのは、簡単に言えば居なくなるという事なのかなと考える今日この頃です。そんなことを考察していたら、人生のエンディングノートなるものが本屋で売られているんですね、このノートに書き込むことによって、物や気持ちなど整理して自分の最期は自分らしくと考える方が買うのでしょうね。遺言書のような効力はないそうです。
 僕はそういう型にハマッテ出来てるものではなく、このブログを書き続けていけば数十年後にはエンディングノートのようなものになればイイかななんて思いつつ、そして断酒のためにも続けて行こうを思います。

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kame

 各地で梅雨入り。この頃は天気予報も婉曲で、梅雨入りしたと思われますよっと言う感じで、梅雨入り宣言といった断定表現は避けていますねぇ。そうだよね、相手はお天道様だから、人間の方が勝手に天候を決める訳にはいかないからね。
 まぁ実のところ、僕らだって自分のことを自分で決めるのは難しい判断ですから。痩せたいのに痩せられないと言いつつ、手軽なダイエット法に繰り返し手を染めるのも同じことかな(笑)
 いっそ、痩せたいと思わずにいたならば、食べるたびに、ああ、また食べちゃったと後悔や罪悪感を持たずに済むことができるはずなんだよねぇ。だけど、内臓脂肪を貯め込むことは慎むとドクターと約束しちゃったから、なんとかしないと。

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niwatori

 不眠とアルコール依存症との関係はとても深く、不眠をきっかけにアルコールを飲むようになり、しだいに乱用してアルコールの依存を形成してしまう場合や、アルコールの病的飲酒後の離脱症状のひとつとして不眠を呈する場合があって、卵が先かニワトリが先かの判別のつかない不眠が非常に多くみらるようです。
 アルコールの飲み過ぎが原因で、健康や社会生活に問題が生じてきたにもかかわらず、肝臓など体の病気を治すことに夢中になったり、自分の飲酒から目をそらそうとする。
 飲酒をコントロールできないことが根本問題であって、そのあとの問題はそこから派生してきているのだということがわからないのである、または認めようとしない。
 アルコールを大事に抱え込んでいると、すべてのものをなくすことになりますから。

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huji

 仕事や生活全般でも思うのですが、自分がイメージしている普通って普通にしていても手に入らないもののような気がしませんか。一生懸命頑張ってやっと自分が思ってる普通に手が届いてる感じかなぁ。
 人は常に、どこかで物足りない気がして、普通に届かない自分に苛立ちさえ感じてしまうものなんでしょうね。そういう意味では自分が思う普通というもの、普通に飲まない生活が出来ている今の自分は最上級の幸せなんでしょう。

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suzume

 一般的にアルコール依存症で入院した患者の7割は退院から1年以内に再び酒を飲んでしまいます、2年後も断酒が続く人は、その中から約2割といわれています。アルコール依存症は治らない、それはもう普通の酒飲みには戻れないということだね。
 100人の人が退院後1年で再飲酒70人で、断酒継続の人は30人。2年後にはその2割だから6人が飲まないでいられた人ということですか、100人が2年で6人にね。
 一杯飲んでしまえばまた同じつらさが待っていることは体で理解していますからねぇ、皆さん。世界中どこの国にも断酒の誓いとかがあるらしいけれど、大抵、われわれは酒の魔力にとらわれみたいなフレーズが入っています、断酒会でもAA系でも同じようなもの。それくらい断酒は困難、その難しさやつらさは飲まなない人や正常の飲酒者には到底理解できないんだろうなぁ。

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