アルコール依存症日記 2009久里浜の夏から

久里浜アルコール症センター 東6病棟492期 since2009年9月12日

2014年10月

アングリーバード

 最近ため息をついてませんか、季節は確実に秋の気配です、そして季節を先取りして街を闊歩するお洒落さんはすでにミニスカートにブーツだったりする、まぁ自然と目がそっちに向いちゃうんだけれど(笑)
 息という字は、自分と言う字に心と書きます。そういうえば、浅ぁ~い呼吸・息づかいのときは焦っていたり、余裕のない場面のときが多いものです。
 一度深呼吸をして息を整えて、自分の息の仕方に目を向けたり自分とのコミュニケーションや内面をのぞいてみる時間も大切です、何事も深呼吸してから行きましょうか。

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pink

 お酒がいくら強くても飲まない生活ができる人がけっこういます、だからお酒が強いからって毎晩大酒飲んでいるというのは変な理屈で、そこにはお酒を飲みたい何かの理由があるはすなのです。どんなストレスを抱えて生きているのかは、個人差があって誰にもわからないことですが。
 日本はお酒について科学的に語ろうとしない国民性があって、お酒に強いことを褒めたり、無礼講が許されたり、酒の席のことと言えば失礼があっても罪にならなかったりします。
 国によっては反対にお酒が入っていたとなると罪が倍増するところさえあります。日本はお酒に強い人にとって自制が効きにくい国であることには間違いありませんね。
 適量というのがどのくらいかと考察して、厚労省の定義とかをみても自分で判断するのは難しいなぁ。お酒に強い人はストレス発散方法をお酒以外に作ることを真剣に考えた方がいいと思います、それがアルコール依存症にならない為だと思うからさァ↗。

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カローラ

 アルコールには発癌性があって、飲酒が少量でもで顔が赤くなるような人ALDH2(2型アルデヒド脱水素酵素)の働きが弱い体質の人達は、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドが食道癌の原因になり、癌リスクが増えますよと結論づけられている。
 ALDH2の働きが弱い人は日本人の約半数ちかくと言われてて、アセトアルデヒドの分解が遅く飲酒で顔面が酷く赤くなったり、二日酔いを起こしやすい体質の方達ですね。
 アセトアルデヒドやアルコールには発ガン性があり、口腔・咽頭・食道の発癌リスクが特に高くなる。口腔ガン、咽頭ガン、食道ガンは一人に複数発生する傾向があり、ALDH2の働きが弱い人に多発癌が多くみられるとのことです。
 少量の飲酒で顔が赤くなる体質の人の中で飲酒を始めて2年以内に発癌があった人では約9割の確率でALDH2の働きが弱いタイプと判定されています。
 逆にALDH2の活性が高い人達、いわゆっる僕のことだけど。大量のアルコールを飲める反面、同時に肝臓ではアルコールの分解と共に中性脂肪の合成が進むことで、肝臓は脂肪まみれになり、いわゆるアルコール性脂肪肝から肝臓癌へのコースを進む人達です。
 断酒して5年、甘いもの過剰摂取や運動不足でナッシュなのかもしない(笑)
 ウィルスにかかっておらず、お酒を飲まない人の肝臓病も、実は重要な病気であることがわかってきたらしいのです。それが「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH=ナッシュ)」なのです。
 今まで、ホンマは隠れてお酒飲んでるせいとちゃうねんぅ、とあまり重視されていませんでした。で、酒を飲む人はお酒を、飲まないで太っている方は体重のコントロールを心がけてくださいということが僕らメタボ系の重要課題になっています。

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imo

 ふつうに生活し、働いている人の中にもアルコール依存症の予備軍がたくさんいるといわれています。体調不良で酒量を控えなければと思いながら飲酒にブレーキをかけられない人たち。たまに飲むだけでも飲酒運転やアルコールでいろいろ失敗する人達なども予備軍に入るのです。
 もともと酒に強い人が、付き合いや接待で酒量が増加。週末には家でも昼から飲むようになります、数年後には、月曜日の朝まで二日酔いが残るようになり、とにかくその苦しさから逃れたい一心で迎え酒が始まります。
 そうなると会社に行けなかったりすることも多くなります、なんとか出ていっても酒臭い息をしてへろへろ。人間関係もまずくなり、仕事のレールからは脱線し家庭でもささいなことで怒鳴りだすようになり、敬遠されるようになっていきます。その寂しさや挫折感からますます飲酒に逃げ込むようになるという悪循環が始まるのです。
 こういうのがアルコール依存症におちて行く普通のパターンですねぇ、つまり、もともと酒に強い人が何かのきっかけで酒量が増え、迎え酒をするようになったら、かなり危険と言えるのです。

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G30

 10月も最終週。深まりゆく秋に心が弾むとはやはり言い難く、寒さにむかって腰が辛くなってくる、まぁ季節の変化を感じる余裕があるだけでも有り難いことです。
 断酒継続中のみなさんも出来る出来ないはともかくとして、やりながら気が付いて、しながら身につける。
 毎日毎日、ひとつでも自分の執着心と折り合いがつけられたら、いいよねぇ。そうして、その分だけ心が軽やかになっていけばいいんだよね。

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LINE

 病気になると、誰でも治したいし治したいと思っている間は病気です。風邪を治したいと思うのは、風邪を引いている間だけで、それと同じで、自分の飲酒を何とかしたいと思っているのが、アルコール依存症です。普通のお酒のみは、飲んでも問題が起きないから、その意味では健康ということですね。
 自分の中に健康な生活をしたいという強い欲求があり、それこそが本心であることを忘れてはいけません。この本当の欲求が実現できるように行動すべきなので、そのために専門治療を受けて入院して同じ体験をして回復している仲間とともに歩むのがおすすめです。

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LINE

 日本人は不眠のために医療機関を受診する割合が極端に少なく、そのかわりに不眠を解消するためにアルコール、いわゆる寝酒を毎日するがダントツに高いそうです。
 50歳以上の不眠症うち、8割以上が睡眠薬代わりにお酒を飲んでいたという調査結果もあります、どうやら日本人には睡眠薬よりお酒のほうが安全という思い込みがあるようです。
 少量のアルコールを飲むと寝つきが良くなるのは事実ですね。アルコールは脳の中で、興奮系の神経伝達物質であるグルタミン酸の働きを抑え、抑制系の神経伝達物質であるギャバの受容体を刺激することで、鎮静や催眠の作用を発揮すると言われてます。
 アルコール依存症では脳の興奮に関わるグルタミン酸が過剰に存在しているため、脳内のバランスを保とうとするためにお酒を欲するようになります。これが強い飲酒欲求を起こさせるメカニズムと考えられています。グルタミン酸が関与する興奮性神経の働きを抑制することによって神経間のバランスを調節し、アルコール依存症を治療する薬がアカンプロサートです。
 アカン(レグテクト)の作用によって、アルコール依存症でのお酒を飲みたいという気持ちを抑えるという考えかたです。
 【寝酒やるならマイスリー】 
 サラリーマン川柳に応募しようかな(笑)

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dokuro

 アルコール依存症は、退院したあとも治療が終わったわけではありません、断酒の継続という治療が続きます。この治療は本人にとってもまわりの人にとっても大きな挑戦であり、一人だけで継続するのは難しく、大勢の支え合いが必要です。一人で何でもやりきろうとしないで、不安や問題は周りの人や自助グループ、そして精神科の先生に何でも話すようにしましょう。
 断酒とは一生飲まないことだと思うと、気が遠くなったり、なんだかコトが大きすぎてイメージしにくいかもしれませんよね。そんな時はとりあえず、きょう1日飲まないでいられた、そして明日も飲まないよ という身近なイメージを積み上げていくという雰囲気が良いかもしれません。
 お酒を飲んではダメ、という禁止事項で自分を縛るばかりでなく、ゴハンを決められた時間にきちんと1日3回食べるなど、行動できる目標をもつようにすれば手応えが得られると思います。

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a

 A.夕方になると決まって飲みに行くことを考える。家には常に酒を用意しておかないと落ちつかない。他のことなら外出が面倒に感じる状況でも酒を入手するためなら積極的に買いにゆく。帰宅まで待ちきれずに車中でも飲んだり、コンビニで買って道端で隠れてでも飲むようになります。
 B. 今日はやめておこうと思っても飲んでしまう。一杯だけと決めて飲み始めたはずが、結局はあるだけ飲んでしまう。翌日に酒臭が残るほど飲む。臓器障害を起こすまで飲む。医師から禁酒や節酒を指導されても守れない。
 C.離脱症状がやってくる、アルコールによって脳の神経が抑制された状態が普通になってしまっているために、それが抜けていくときに生じるさまざまな神経の興奮状態ですね。イライラして落ちつかない、発汗や微熱、脈が速くなる、こむらがえり、不眠、手指の細かい震えなどがあります。依存が進行した状態では、全身の大きな震えや幻覚・妄想など色々なものがでてきます。

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yousui

 心の中のモヤモヤしている不安、頭の中がゴチャゴチャして整理できない。こうした状況でヒラメイタときの、あぁそ~か、ふに落ちたときの緊張が解けて同時に大きな喜びを感じる心の動き。
 そのような感覚を大事にすることで、依存症に関係する脳の回路を強化することができるとのこと。また回路が強化されれば、日々の生活の中でさらに多くのことに気づけるような好循環が生まれるはず、大切な気づきですね。
 それに、たとえフに落ちなくても、じっくりと考え、ひらめきを育むことにつながります。

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honda

 紅葉の秋はみじかく、うっかりしてると冬の足音が聞こえてくる季節になりますね。
  飲める人にとっては人肌に温めた燗酒が恋しい季節です、が、僕らには関係ありません。
 とにかく日々、大量に飲む習慣をつくらないこと。休まないで飲めば薬物としてのアルコールに耐性がつくから、だんだんに酒量はふえていきます。
 つまり、たくさん飲まないと酔えなくなるわけですよ。つねに適正飲酒量を心がけて、タマにハメを外すくらいがよいのです。
 脂肪肝、ガンマーGTPが高いくらいの肝機能障害、高血圧、糖尿病等があって、しかも一日3合4合飲んでいる人ってのはけっこう多いのです、このレベルなら禁酒しろとはならないと思うけれど。まずは当面の目標として飲酒量を半分にして休肝日も当然週に2日連続でね、それが実行できないような人の多くに依存症が隠れているのです。
 僕らがそうだったように(笑)
 
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FIAT500

 飲酒をコントロールできるかどうかということ。
 ふつう大酒飲みと言われる人、大量飲酒、365日毎日飲んでる人であっても、日常生活の中で飲み過ぎたら反省して、次から、明日から、飲み方を改めようとする人達が大部分だと思われます。
 一方でアルコール依存症の場合はアルコールを口にすると、ほどよく切り上げることができないで、飲み過ぎてブラックアウトやなんらかの問題を起こしてしまうことがあります、そして常習になっていきます。僕の経験からするとブラックアウトがたまにある程度なら、引き返せると思うけれど。
 これはアルコールをほどよい所で止める能力が無くなったコントロール障害を起こした状態で、さらにカラダのアルコール濃度、血中濃度の低下により自律神経症状・発汗や情緒障害、手の震えなど離脱症状がみられるようになります、幻覚まで視えるようになったら相当なものですよ。

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シアナマイド

 大丈夫、きっと上手くいくというポジティブシンキングも、多くの場合は未来の出来事や結果に対して具体的なプロセスを飛ばして考えています。
 そして、プラスに考えれば、未来の結果もプラスになるということにムリにもっていこうとしてますね、現実はそのプラス思考どおりにはならないことがたくさんあるのは僕らも知ってます。
 人は自分の考え方に最も執着する生き物だと言われています。考え方を変えることは人生でもっとも難しいこと、ましてや人生の核となる生き方の部分、心の奥底にある感覚的な部分については、簡単には変えられないと思いますよね、 その意味で節酒派のあなたの考えは正しいのです。

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kaminari

 僕らの不可避である酒のない生活、本物の失望を味わうためにも、目標は高く設定しなければなりません。失敗して痛い思いをするかもしれないからと、自分の身を守るために目標を低く設定する人が多いのです、節酒説とかしんじるバカ。
 目標をうんと高く設定すれば、それを達成するために自分の潜在能力とかが動き出して何とかなるって。何をするにしても、始める前から自分にハンディを与えるより、失敗するリスクを冒す方が価値があるように思うけどなぁ。

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tori1

 僕らは断酒の継続、それからこの秋の重要課題であるダイエットでも、その知識を本で読んだり、頭の中で知っただけで実践した気になってしまうものですよね。
 だけど知っているのと実際に実行したことには大きな溝があるのです。普通は始めようと思いはするけど実践に移すことなく、時だけが流れていきます。
 思い立ったが吉日というコトワザがありますが、何か物事を始めようと思ったら、日を選ばずにただちに着手する。
 エイゃっという勇気と決断があなたの人生を変えるのです。まぁ、自分にそう言い聞かせてるというか、そうありたいという願望なんだけどね。

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ryu

 二週連続の台風に気を取られているうちに、気が付けば10月は早くも半ばジャン。なんとなく気ぜわしい感覚が抜けないこの頃。
 アルコール使用障害、アルコール依存症の死亡率は現代病の中でも高い方といわれます。やはり適切な対処をしなければ内臓の病気や精神病やストレスなどによる自殺・事故死など、なんらかの原因で死亡する率が高いとのこと。
 アルコール依存症者の予後10年の死亡率は30~40パーセントと非常に高く、節酒を試みた患者となにも治療しないで飲み続けた人とでは死亡率に差が見られずに、断酒し続けることによってのみ生存率が高まるのです。
 予後 アルコール依存症の寛解率は24か月以上断酒した人20%、24か月以上断酒した者は以後も断酒を継続することが多いとのことです。取りあえず2年を断酒でやり過ごしてみれば、夜明けがくるかもしれません。

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rope

 5年前に断酒だけでなく、禁煙もいっしょにはじめました。やけっぱちで始めた訳じゃなくて、久里浜で同期だった同年代のご同輩Tさんが、どうせなら一緒にやめようよと声をかけてくれたからです。
 チャンピックスを処方してもらい禁煙に挑戦し、一度は失敗したけれど、断酒・禁煙とも5年経過して、フト思えば、たばこを吸うと頭が冴えるとか、ストレス解消になるとか、酒に対してと同じような言い訳をしていた自分をおもいだし、しかし禁煙に成功してしばらく経ったときに、ふと気づいたことがありました。
 たばこを吸っていたときよりも明らかに身体の調子が良いのです。たばこを吸いたいという思いが無い分ストレスがナイ。ニコチン臭い僕は消えていました。
 これは酒に関しても同じです、酒臭い僕もいません。断酒してから様々な点で健康が蘇るのを経験しました、腰痛以外はと注釈が付きますが(涙)

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LINE

 飲酒をコントロールできなくなっているのに、このことを認めるまでに時間がかかることが多い。飲み過ぎないようにすればよいという、節酒論が抜けないのである。上手に飲める方法を探して様々のことを試してみるが、一時はうまくいくことがあっても、最終的には飲み過ぎてしまう。
 酒が教えてくれるというけれど、飲んでどうにもならなくなるという経験や底つきになってみなければ、この考えが変わらない人がたくさんいます。
 節酒ができない状態になっているということを認めて、完全に断酒を目指さない限り、アルコール依存症はどんどん進行して死が待っているだけです。

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base

 世田谷ベースの所さんが月極駐車場をゲッキョクという駐車場チェーン店だと思い込んでいたのは有名な話ですが、僕も子供のころにはゲッキョクと思ってたかもしれません。そういう、ずっと間違えていた、あるいは知らなかったことに、突如として気づく、思い当たるってことがありますよね。なんかハズカシイことだったりすることもあるでしょぅ。
 誰でも間違って憶えていることってあるよねという話ではなくて、人はなんで間違えて憶えるんだろうという話でもなく、人はどうして、何のきっかけもなく、ある日突然誤りに気づくんだろうと不思議におもいませんか。
 僕だけではなく皆さんにもきっと、そういう不思議な思いありますよね。
 自分の意志で飲んでると思ってたお酒がアルコール使用障害という病気が飲ませていました、とかね(笑)

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aaa

 毎朝、抗酒剤を服用することにで、これで飲んだら倒れるとか、飲んではダメという張りつめた感情をゆとりある緊張感に変えることができます、一方では僕らのことを心配している家族に対して安心感を与えることにもなります。
 あくまでも補助的なものだけど、化学的に酒を飲めない身体になるのだから、歯止めにもなります。新薬が期待されているけれどシアナマイドとノックビンだってすてたものではありませんね。

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PING

 もとからプラス思考の人と、マイナス思考の人には決定的な違いがあります。それはプラス思考の人は、過去に成功体験を持っていて、上手くいった経験があるから物事をプラスに考えることが出来るのだと思います。今までの成功が蓄積した結果で前向きになっているのですね。
 失敗した体験ばかりをたくさん抱えている僕らに、急にプラス思考になれといわれても、現実問題としては難しいです、そしてプラス思考にならなければダメなんだ、みたいな思い込みによって、さらに息苦しくなって自分が辛くなって、どんどん追い込まれていくんでしょうね。
 そんなこんなで再飲酒に走ったり、絶望して自殺したりする例も多いそうなんだけど、取りあえずユックリと1日1日を日々乗り越えていけば、毎日が少し楽しくなってきてナンクルナイサァーかな。

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LINE

 休肝日を作ることはアルコール依存症を防ぐことにつながると思います。毎日飲んでいるうちに、飲まずにはいられなくなり、その結果アルコール依存症になってしまうからです。
 自分自身で休肝日を決めることで、今日は自分の意思で飲酒をしない、という気持ちを確認できるため、精神的な意味でも重要だと思うのです。
 まぁ、休肝日を実行しようとして出来なかったからアルコール依存症になった、他にも色々な理由があるけれど、ある程度、毎日飲んでいて、まだ普通の酒飲み段階にいる人達には、休肝日を強く進めたいです。

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cats

 週末の連休にかけて、またまた台風がやって来るよう。台風の進路、天気予報と睨めっこしながら日曜日のゴルフには晴れてとは言わないまでも曇りのち小雨ていどでお願いの念力だしてます。そして、どうか台風の風が、もろもろ停滞した社会の雰囲気を吹き飛ばして、清々しい新鮮なことをもたらしてくれますように。
 月食は、満月のときに、日食は、新月におこります。だから、昨日は満月だったのですね、相方と母と夕飯のときに皆既月食のときの、地球・月・太陽の並び順の話題がでたけれど、よくわからないというのが結論でした、平和な家族です。

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turu

 御嶽山が噴火したかと思うと、10月だというのに次は大型台風の襲来、それも2連発できそうです。災害列島日本とでも言いたくなるけれど、地球は好んで日本を苛めようとはしていないはず。
 エネルギーがどこかに溜まりすぎるとそれを調整するために吐き出す。おそらく地球はそれをしているだけなのだろうけれど、場合によっては強烈なカタチで出てしまうんでしょうね。
 内に溜まったら外に出す。それはボクたちも同じこと、カラダの排泄のメカニズムがそうなっているし、息を吸い込んだら、次は吐き出す。呼吸とは、吸って吐いての繰り返しですもんね。
 ストレスも発散させないとヨクないとヨク言われてます。それなら僕らのようにお酒を飲めないストレス、飲酒欲求を抑え込むストレスはどのよう発散すればいいのか。
 まぁ久里浜病院の勉強会や認知行動療法では、腹を空かせるなとか、あんパン喰え、饅頭食べろ等々を話し合いのなかで習いました、そして抗酒剤とか抗うつ剤の服用で、そのころ久里浜では脳神経に作用して断酒を補助するレグテクトは治験中で立候補したけど、断られたのを覚えてます。
 断酒への努力が精神的な苦痛やストレスになって、再びアルコールに依存してしまうというのはよく聞く話しです。
 やはり、趣味にのめり込むとか、妻への愛に目覚めるとか(笑) なにか没頭することが必要なのかなぁとも思うけれど、まぁ時間が解決してくれると思い日々一日ということです。

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肝臓

 大ジョッキ、お銚子1合とか、焼酎お湯割り濃い目とか、だいたい20gのアルコールが含まれてます、これが肝臓で分解され体外に排出されるまでには4、5時間かかる、酔いがさめるまでとも考えられるのかな。
 だから飲みに行って3、4~10杯(笑) 以上のお酒類を飲めば、翌日まで身体にはアルコールが残っていることになる、 重症なら二日酔い。翌日も同じように飲めばその翌日もアルコールは体内に残り、また飲めばまた翌 日も、という調子で結局毎日のように飲んでいる人の身体には、1年365日アルコールが回り続けていることですね。 肝臓はよく工場に例えられるけれどフル操業を続けて、そのうちに故障や事故がおこるのは目に見えているわけ、身体のアルコール清け製造販売業です。

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asagao

 長い期間の大量飲酒によって、からだ全般・生理機能、とくに肝臓と脳に深刻なダメージが生じます。飲んだアルコールが肝臓で代謝されて排出されるまでに生じる代謝物と、栄養バランスを欠いた食生活など不規則なライフスタイルがかさなると、肝機能低下が進んでしまったり、心血管とかにに問題が生じて性機能低下、脳萎縮や認知機能低下などのさまざまな症状がでてきます。
 自分自身でからだへの大きなダメージが自覚できていてもアルコールから離れることが出来ないのは、アルコールに対する強烈な欲求とか生理機能の変化があるため。
 それまでよりも、たくさん飲まないと同じ効果が得られなくなる、いわゆる耐性の形成がアルコール量を増加させ、またアルコール摂取を中断したときに起きる震えや発汗、不眠などの不快な退薬症状がアルコールを手放せなくさせるんです。
 こんなことをアルコール勉強会で習ったのを思い出しながら、日々1日ということで。

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red

 酒量を減らしたり急に飲むのをやめたりすると、手が振るえたり眠れなくなったり、落ち着きがなくなったり、ひどい場合は幻覚がでたりするらしい、まだ西下病棟で毒抜きしてる時には、けいれんを起こしてイキナリ倒れた人を見たことがあります、いわゆる離脱症状ですね。離脱症状があればアルコール依存症にまず間違いありませんよ。
 僕の場合は仕事中に冷や汗とか、汚い字しか書けなくなったり、大事な案件なのにスッポリ頭から抜け落ちてたことなどを経験しました。ストレートでウィスキーをグビグビッとやるとピタっと震えが止まったりした時期もありました、それから下痢と嘔吐が続いたり、離脱症状で亡くなる奴もいるらしいからバカにできませんよ。
 うつ病の合併も多いらしく、何年も抗うつ剤を飲み続けていても、アルコールを断たない限りはうつ病だって治らないんでしょうね。
 まぁ自分がアルコール依存症、アルコール使用障害だっけか、なのか早めに医者に聞きにいった方がいいよね。

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R2

 アルコール依存症で久里浜病院に入院しているときに、東6病棟のホールで廻りを見渡せば全員ゾンビみたいな表情でした。
 人は心の状態とか、だいたい表情に出ちゃいますよね。だから苦虫をかみ潰したようなしけた顔をしていると、周囲の人達は近寄りがたくなります。
 人間関係を窮屈に考える人は、考えすぎで苦しくなってストレスが顔に出てくるので気をつけなければなりません、といっても無理に笑顔をつくったり、無理に笑ったりするのも、不自然なひきつった表情になるだけだからです。 自然に穏やかで、どこかのんびりした表情になればいいなと僕は考えています。柔和な表情は人を和ませ、ホッとさせてくれるものですからね。
 

コアラ

 あれだけ暑かった夏がいつの間にか終わり、もうすっかり秋ですねぇ、秋と言えば食欲の秋、読書の秋とか、僕は今年も言いたい~、やせる秋。 そしてあぁ~ら、もぅ10月かと過ぎ去る時間の早さに溜息をつくばかり。
 アルコール依存症になるかならないかは、その人の累積の飲酒量と体質によって決まるといわれています。毎晩一升酒を20年飲み続けていても何も問題がないという猛者もいれば、飲み始めてわずか半年でなってしまった若い女性もいたりと、かなり個人差はあります。
 目安としては日本酒3、4合以上を週の半分以上、10~15年続けた場合の飲酒量と言われています。男が圧倒的に多いのですが、実は女性の方が肝臓が小さいからアルコールの影響を受けやすく、男より短期間でアルコール依存症になりやすいそうです。
 いずれにせよアルコールを飲む人ならば、誰でもアルコール依存症になるかもしれないし、ならないかもしません。 僕は運が悪かったとは思いませんが(笑)

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bus

 アルコール中毒なんて他人事と思っていませんか、 成人男性の2%、50人に1人の割合でアルコール依存症という調査が10年前の数字だけど厚労省からでているようです。
 身体依存の段階まで進んでしまえば、この脳に刻み込まれた体質は一生続きます、そして飲み続ければ、所謂、廃人になるか死が待っているだけです。
 いったん禁酒してアルコールを断ったとしても、何かの拍子に口にしてしまえば、またお酒がないといられない生活が始まってしまうのです。
 ですからアルコール依存症を克服するには、何があっても飲まないという強い気持ちを心に誓い、断酒に取り組まねばならなくなります。

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aki

 風がふくと、まだ半そでポロ着てるので肌寒くなります、秋の訪れを感じますね。秋といえば忘れてはいけないのが食欲の秋です。食べ物がおいしいのはとても嬉しいですがついつい食べ過ぎてしまうのが秋なんですねぇ。
 僕らの心は何か満たされないことがあると、他の欲求でこれを満たそうとする働きがあります。不満足な状態が続けば続くほど、簡単に手に入る酒や食事に走りがちです。しかしアルコール依存症で断酒が厳守ですから、食事だけがストレス発散のはけ口になっちゃうのです。夏にビールの代替でアイスクリームを食べ過ぎて太りました。
 秋~冬は熱燗の代わりに温かい餡まんに走ったりして(笑)、あなたもストレスが溜まったとき、大食いしたり、飲みに行ったりしていませんか、これでは運動して代謝をあげてもキリがありませんねぇ。
 今日からラジオ体操、ストレッチ、ヨガをはじめよう。そしてストレスそのものを解消しよう。運動効果だってありそうだから食欲は自然なレベルに戻り、心も体も美しく保てる予定ですぅ。

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